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#1 日本のお花見ー弘法山の歴史から学ぶ/GEC 1on1

2023.04.12
2023年前期に留学生のチューターをしています。留学生と1on1で学んだ記録をしていきます。
今回は、松本市の弘法山古墳にお花見に行ったので、お花見の歴史や、弘法山古墳について調べました。

学習スケジュール
4/5-6 お花見・弘法山古墳についての事前学習
4/6 弘法山古墳散策
4/12 1on1(調べ学習の成果報告・散策の感想共有)

お花見の起源

お花見は、奈良時代(710年ー794年)に貴族が梅の花を観賞するところから始まりました。平安時代(794年ー1185年)になると、お花見の花は梅から桜に変化しました。
[参考]お花見とは?どうやって始まったの?花見の歴史や由来を解説!

お花見の「行事食」

桜餅

関東と関西で桜餅の形に違いがあります。
長明寺(ちょうめいじ)
こしあんを薄皮でふたつつ折りにしたもの
道明寺(どうみょうじ)もともちした米の皮で餡(あんこ)をくるんだもの

三色団子

https://omatsurijapan.com/blog/sanshokudango/

上から順に「ピンク・白・緑」の順に串に刺します。それぞれの色には意味が込められています。
ピンク 桜・桃の花/ 冬の雪景色・白酒/ 葉が生い茂る夏・よもぎ
冬から春、春から夏へ、桜のつぼみが赤くなり、咲いて、葉桜になるように季節の移り変わりをあらわしているんですね。
[参考]お花見で人気の食べ物一覧!持ち寄りからテイクアウトまで

[ことわざ] 「花より団子」ー금강산도 식후경(金剛山も食後の景色)
花を愛でる(楽しむ)よりも、団子を食べることを優先すること。風流さよりも現実の利益を大事にすること。風流を楽しめない人をからかうためにも使われる言葉。
[参考]【花より団子】どういう意味? 類義語をすべて知っているかチェックしてみよう!

弘法山古墳とは?

弘法山古墳の歴史

JAPAN ALPS AREA GUIDE

弘法山は、松本市南西部の中山(なかやま)の一角に位置しています。
마쓰모토시 남서부 나카야마의 선단에 있다.
築造年代(ちくぞうねんだい)は一般的に古墳(こふん)の出現期(しゅつげんき)とされる3世紀中頃(せいきなかごろ)にさかのぼると考えられますが、4世紀中頃を超(こ)えないとも言われています。
축조 연대는 일반적으로 고분의 출현기로 여겨지는 3세기 중반으로 거슬러 올라가는 것으로 생각되지만, 4세기 중반을 넘지 않는다고도 한다.
出土品は、箱の形をした木棺(もっかん)に埋(う)まっていたものと見られます。内部からは「上方作経」名(じょうほうさくけいめい)の射手文経(いでぶんへ)1面、銅触(どうしょく)1、鉄剣(てっけん)3、勾玉(まがたま)、ガラス小玉(こだま)738、鉄斧(てつふ)1、鉄触(てつふれ)24、S字型口縁大甕器(じがたこうえんおおがめき)などが発見されました。出土(しゅつど)したのは同市中山(どうしなかやま)の松本市立考古博物館(こうこはくぶつかん)に展示されています。
내부에서는 「상방작경」명의 사수문경 1면, 동촉 1, 철검 3, 구옥, 유리소옥 738, 쇠도끼 1, 철촉 24, S자형 구연대옹기 등이 발견되었다.출토된 것은 동시 나카야마의 마쓰모토 시립 고고 박물관에 전시되어 있다.

弘法山古墳(こうぼうやまこふん)は市中心部から南東(なんとう)の標高(ひょうこう)約六百五十メートルの弘法山に位置し、この地域(ちいき)を治めていた有力者(ゆうりょくしゃ)の墓(はか)とされます。前回調査(ぜんかいちょうさ)で三世紀末(さんせいきまつ)ごろに造(つく)られたと推定(すいてい)されており、七六年に国史跡(こくしあと)に指定されています。八二年には史跡公園(しせきこうえん)として整備(せいび)されました。
홍법산 고분은 시 중심부에서 남동쪽 해발 고도 약 650m의 홍법산에 위치하고 있어 이 지역을 다스리던 유력자들의 무덤으로 여겨진다.지난 조사에서 3세기 말경에 만들어진 것으로 추정되며, 76년 국사터로 지정되었다.82년에는 사적공원으로 정비되었다.

きづき

弘法山古墳までは信州大学から徒歩(とほ)で1時間、往復で2時間かけて歩いて行きました。道中(どうちゅう)おすすめのお店の案内や駅や市街地の位置関係も留学生と確認しました。
春には、約4000本のソメイヨシノや山桜で、標高650mの山がピンク色に包まれます。山からは松本市街地や北アルプスが見渡せます。[参考]弘法山古墳の桜

留学生のきづき
1時間歩いてちょっと疲れたけれど、桜がいっぱいあって綺麗だった。天気がもっと良かったら、いいと思う!

石井のきづき
事前に日本のお花見文化や弘法山古墳についてインプット出来ていたので、弘法山古墳に向かう道中にそれを共有しながら散策に行けたので、知識と体験がどちらも得られました。食べたことはあるけれど、意味合いや起源については知らない食べ物や習慣について再認識(さいにんしき)することで、私自身も日本の文化の魅力を伝えられる知識の幅(ちしきのはば、知っていること)が広がりました。留学生の皆さんの1時間かけて弘法山古墳までたどり着いたときの達成感(たっせいかん)のある笑顔を見ることができて嬉しかったです。


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