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ラジオのネット化による副作用?(その3)周波数で選局

ここ数日、多くの方々からフォローとスキを頂戴しました!厚くお礼申し上げます

また前回の続きとなります。
これまでの流れですが・・・
ラジコの時代になって、何の苦労もなく高音質で遠くの局が簡単に聞こえちゃうのですから、便利になった分逆に失うものもあって、その一つが地理的なセンスだと考えている・・・ことでした。
「その2」では、着眼点の一つが運転中にラジオを聞く時で、自宅で聞く時とは違った、いわば地理脳というか空間認識力が必要といった話でした。

今回は、少し深堀りしまして選局について考えてみます。
と言いますのは、ラジコ等を利用した「選局」と、従来のラジオによる「選局」は、似ていますが完全に同じではないからです。

ラジコ等のネット利用ですと、基本的にはメニューまたは事前設定から聞きたい局をズバリ選ぶのが「選局」ですね。
都道府県から、もしくはジャンルからも探せますし、お気に入り機能でプリセットすることも簡単です。

その一方、従来のラジオは選局手法が2つあって、私のカードタイプラジオですと放送局名で選局、または周波数で選局です。


選局手法を選択する画面

前者はラジコ等のように、いつも良く聞こえる地元の放送局を設定しておき、選局する方法。
私のラジオだと、都道府県ごとに予め地元局の周波数がプリセットされて、局名と周波数が紐づいていますので、どの都道府県か?だけを選択しておき、呼び出す感じです。

後者の周波数で選局が従来ラジオの大きな特徴で、ダイヤルを回すようなイメージでAM(中波)かFMの周波数帯を、高い周波数から低い周波数に上から下に流すような感じの、いわばアナログ的な手法。
これをやると、いつも聞こえる強い地元局の周波数以外にも、弱く入ってくる局も聞こえてきますね。
私のラジオでは「受信レベル」表示機能で、電波の強さを確認することが出来ます。


電波の強さを表示する画面

実はこの周波数で選局がポイントかと思っていまして・・・電波が弱い局は
なぜ弱いのか?
一体どこから送信されているのか?
距離があるのか?
出力が低いのか?
地形的に電波を遮る所があるから?

などと想像することにより、ここで地理脳というか地理的なセンスの出番となりますね。
ところが、ラジコ等だと周波数で選局は出来ないですし、そもそも概念として無いと思います。

ここを補うことって、一体何でしょうか???
簡単ではないですが、模索していくのも興味深いと思っています。

引き続き、ご贔屓のほどよろしくお願いします

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