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4年連続赤字の会社を継ぐ①
願わくば人気者になりたい。
*
小学生は足が速い。
中学生は面白い。
高校生は頭が良い。
大学生はノリが良い。
あくまでも僕の小さいコミュニティによる
統計だから色々と誤差はあると思う。
今の会社は人気がない。
要は仕事が入らない。
会社における人気とは何なのか。
社会人における人気者とは何なのか。
ここ最近の悩み。
仕事がないあまりに、
日々営業の電話をしているのだけれど、
「広告デザイン会社なんですけど…」の時点で、
「ウチは間に合ってます」ばかり。
電話越しに拒否ばかりされて、
存在してないのと同様だとさえ感じる。
と言うより存在しなくても良い。
存在するべきでないとさえ思える。
電話越しで空気を漏らし、
電話を切って空気を吐き、
気分が悪くなり空気を吸う。
人間最下層の空気の出し入れの完成だ。
「人気者になりたい」とふと考え、
子どもの頃を想起し始める。
それがくだんの人気者の条件。
*
社会人における人気者の条件は、
いくつかあって職種によって異なる。
と思う。
ただ一つ言えることは、
「明確性」と「役割以上」。
これが僕が考えた
社会人における人気者の条件。
明確性とは、
自分が何者であるかを
他者に具体的に知ってもらうこと。
例えば絵描きの場合は、
どんな絵を提供し、
どんな作用をもたらし、
今後どう価値が上がるのか。
と言うこと。
ここは範疇を越えない限り、
ある程度のリップサービスが必要だ。
◯ニューヨークの個展で人気を博した
◯どんなインテリアにも調和する
◯今は数万円だが予約が殺到しているため
今後値段が跳ね上がる可能性もある。
といった具合だ。
要は自己プロデュースが上手く、
自身の価値を理解している人。
賞を獲得していると、
人気はさらに跳ね上がる。
人は思っている以上に、
「賞」という言葉に弱い。
パッケージに「〇〇賞受賞」と書いていれば、
どんな賞かも知らないくせに安心する。
「安心したい」「楽したい」
人間は都合が良い。
僕はその筆頭だけれど。
「楽がしたい」「安心したい」から、
日々営業電話を闇雲にし続けている。
シゴトクダサイ。。
*
そして何より「役割以上」の人が人気者だ。
要は圧倒的な実力者。
一つ伝えただけで、
十以上の提案ができる人。
外部と連携して、
或いは外部を頼らずに一人で完結する人。
それもすべて完璧に。
仕事を依頼する身としては、
これ以上ない「楽ができる人」だ。
さっきも言ったように、
基本的に人は楽がしたい。
だから、必然的に役割以上の人を求める。
ゆえに、この人は人気者になる。
簡単な数式だ。
たとえば電話で「何でもします!」
なんて言っても信ぴょう性に欠ける。
要は態度で示せと。
賞を見せてみろよと。
僕は一つの賞しか獲っていない。
世間からすれば、
社会からすれば、
圧倒的な実力者には程遠い。
周りのスタッフも同様で、
特別な能力は持ち合わせていない。
ただ一つ言えることは、
それなりに実績がある。
それなりにキャリアがある。
シゴトクダサイ。。。
*
ため息ばかり増えて、
仕事が増えない。
人気者になるためにどうすれば良いか。
どうアピールすれば世間に知ってもらえるか。
「悩んでいる暇があったら電話しろ」
ごもっともだと思うし、
少々稚拙にも感じる。
まずは分析して、
どう他者に伝え、
どう訴えかけていくのか。
そこが欠落したままでは、
本当に今以上にどん底のような気がする。
なんて考えてはみるものの、
また週明けから拒否続きの電話が始まる。
仕事が増える方法論を
ご教授いただきたいです。
プライドなんてとうの昔に捨ててます。
今はとことんやってみるけれど、
どれもうまくいかず立ち往生しています。
苦しいです。
悔しいです。
シゴトクダサイ。。。。
メガッパ