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【インド滞在記🇮🇳Vol.1】 執着と愛

インドに来て、10日ほどが過ぎた。
滞在記兼、備忘録として感じたことをつらつらと記しておきたい。


執着ほど人を弱くするものはないと感じるここ最近。

こうでなければならない。
今!今!今!
これがないとやっていけない。
すぐに!
この人がいないと生きていけない。
どうせこうならば価値がない。



「条件付きの幸せは不幸せ」

こちらの人は、慈悲深く愛が溢れているけど、
同時にとても淡々としている。
モノ、ヒト、コトに執着しない。ちょっと寂しさを覚えるくらいあっさりしてる🥹

自分のものは何もない。
自分も十分じゃないのにくれる。
Share is goodって言える。

#何もないけれど全て差し出すよ

自分の子どもだけど、執着しない。みんなで育てる。
困っていたら助け合う。自分だけで解決しようとしない。
でも必要以上のことはしない。
見返りも求めない。

例えば手がガツっと当たってしまって、癖で無意識に"あ、ごめん!"って感じで言う。
何かの節で、無意識に"ありがとう"って言う。

そうすると
Why? Sorry? Why? Thank you?
It’s OK. No problem.
と言われる。

その度にこの話を思い出す。
日本では
"人様に迷惑をかけるな"
インドでは
"人には迷惑をかけるものだから、自分も人の迷惑を受け入れよう"

気が利く人って心地よいけど、それが染み付くと、なんか無意識にその状態に執着して、無意識に他者に求めてしまう気がする。
挙げ句の果てに、なんて気が効かないんだ?!って勝手にjudgeしてしまっている気がする。

そのギャップに勝手に残念がって、悲しんで落ち込んだりすることさえある。

なんともマインドセットって馬鹿馬鹿しい。

必要以上に期待もしない、依存しない、執着しない。
だけど、どこかで繋がりを感じている。
目に見えることが全てじゃない。
でも目に見える形で欲しいと思ってしまう私はまだまだエゴに支配されている。無知だ。

愛が深いのに、淡々としている。

なんとも不思議な国だ。
今日もおもしろい。

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