自分だけが正気だと思うとイカれてくるか?(アイ,ロボット)
「アイ,ロボット」が面白かったので適当に映画レビューします。
【作品情報】
監督:アレックス・プロヤス
原作:アイザック・アシモフ
出演:ウィル・スミス
【おすすめ度】
★★★★★★★★☆☆(8 / 10)
【あらすじ】
ロボットが日常に浸透した鉄腕アトムのような近未来が舞台。ある日、ロボット開発の第一人者であるラニング博士が謎の死を遂げる。主人公のスプーナー刑事(ウィル・スミス)は、この死にロボットが関与しているのでは?と疑いを持ち、物語は大きく動き出す・・・
【感想】
ロボットが当たり前のように日常生活に浸透している世界観が最初は異様でした。どのロボットも同じ見た目で同じような言動をとりますが、感情を持った唯一のロボットであるサニーがいることで徐々に世界観に慣れてました。
このサニーがキーマンとなった物語は起承転結が分かりやすく、アクションシーンも見応えがあり、普通に楽しめる映画でした。ロボットを題材とした映画としてはターミネーターよりとっつきやすいので、子供が見ても見やすい映画だと思います。あと、ウィル・スミスがかっこいいです。
機械が賢くなりすぎるとどうなるか。チャットgptを代表とした様々なAIが存在感を増しつつある昨今なので、やや考えさせられるものがありました。
【シーン抜粋】
スプーナー刑事がサニーをロボット工場まで追いかけるシーンにて。大半の人間がロボットのいる生活が当たり前だと思っている中、自分だけが違和感を感じているからこそ出たセリフ。