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禁煙と節食は同時にはムリ(死ぬまでにしたい10のこと)

「死ぬまでにしたい10のこと」を観たのでレビューします。

【作品情報】
監督:イザベル・コイシェ
出演:サラ・ポーリー

【おすすめ度】
★★★★★★★☆☆☆(7 / 10)

【あらすじ】
清掃員として働く23歳のアンは、ある日腹痛に倒れて病院に運ばれる。検査の結果、末期がんと診断され余命2か月と宣告される。病気のことを愛する家族にも話さず、アンは死ぬまでの準備を一人で始める。それはリストにピックアップした死ぬまでにしたい10のことを、粛々と行うことであった。

【感想】
 主人公のアンが、死ぬまでにしたい10のことをする映画です。10のリストの内容としては、「思ったことをはっきりと言う」「疎遠となった父親と会う」など誰でもできそうなことから、「他の男性と愛し合う」など、倫理的にアウトなことも含まれています。とはいえ23歳で余命2か月と宣告されたら、どのような行動をとっても不思議ではないので、余命宣告されていない人間がとやかく言うことでもありません。
 10のリストをこなす中で今までになかった気付きを得ながら、アンが死に近づいていく物語なので、全体的に淡々としています。人によっては退屈なかもしれませんが、好きな人は好きな映画だと思います。

【セリフ抜粋】
「禁煙と節食は同時にはムリ」
アンがローリーと談笑するシーンにて。一度に二つの因習を断つのは容易ではないことを表すセリフ。

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