「好き」は仕事でどう生きる?【event report #06】ゆるとーくvol.2
こんにちは!racisa(らしさ)レポーターのみさきちです。
今回は、racisaの大好評企画「ゆるとーく」第二弾の様子をお届けします!
「racisaプロジェクト」とは?
ライフステージの変化が多い女性に「幸せになるためのハウツー」を提供しています。女性に自分を自分らしく幸せにできるようになってほしいと思い様々な方法を提供しています。
「ゆるとーく」とは?
racisaプロジェクトがお送りする、イベント企画「ゆるとーく」。
「友達の友達」くらい身近な女子たちの経験シェアを通じて、同世代の女子の背中を押せるような肩肘張らない場の提供をしています。
▼当日イベントの様子
(今回も株式会社LiBさんのおしゃれオフィスをお借りしました♡)
今回は、結婚や出産を経験した30代前半の女性たち3名をゲストに迎えました。
「りささん」、「なみこさん」、「へんさん」と親しみを込めて呼びながら、4つのトークテーマに沿ってお話していただきました。
就活当初の軸は?
壁にぶつかったのはどんな時?
結婚・出産を経て変化したことは?
今も同じ会社に居続けるのはなぜ?
同じ性別・年代といえど、価値観の違いがよく分かる三者三様の回答でした。
今回はテーマを絞って、社会人一年目のわたしから見た当日の共感ポイントをお伝えしていきます!
3名が就職活動したのは今から約10年前。
それぞれの軸は以下のようなものだったそうです。
▼それぞれの就活当初の軸
それぞれの「好き」を大事にしていたことがわかりますね。
わたしは「好きなもの」を仕事にしたいほど情熱がなかったタイプなので、
りささんやへんさんのように「好きなことを生かせる」だったり「好きな人と働く」を重視した就活をしたことを思い出しました。
りささんの「好きなこと」とは調整役。それを生かして関係各所との調整が必要な印刷会社のお仕事に就かれたそうです。
「好きを仕事にする」って「もの」に限った話かと思っていましたが、考えてみると「好き」にはいろんな対象があるんですね。
恋愛も仕事も一通り経験した3名。
振り返ってみて、一体どんな葛藤があったのでしょうか。
事前にracisaメンバーが深堀りしたモチベーショングラフを見ながら、それぞれの葛藤を話してくださいました。
それぞれに深く共感するポイントがありました!
りささんの場合
りささんが壁にぶつかったのは、30歳までに子供を2人産むという夢を叶え、子育てをしていた最中だったそうです。
わがままばかり言う長女に対してどうしても可愛いと思えない時期があったといいます。
夫に相談してもわかってもらえず、非常に孤独感を感じたというりささん。
勇気を出してカウンセリングを受けてみたところ、自分の中に「わがままを言ってはいけない」という固定概念があったことに気づきました。
幼少期の母親との関係から、無意識にそう思っていたことが分かり、今は長女を「人生の師匠」だと思って自分に素直になる練習をしているそうです。
自分の中にある固定概念って中々気づくのが難しいですよね。
イライラする原因は自分にある、とは聞いたことがありますが、改めて自分の内面を見つめてみようと思えました。
なみこさんの場合
なみこさんが壁にぶつかったのは、大好きなアニメに関わる会社に入社した直後でした。
企画がやりたかったのに、配属されたのはまさかの営業。すぐに「辞めたい」と思ったそうです。
企画部署への異動願を出しながら、まずは目の前の業務に取り組み続けたというなみこさん。結果としてその姿勢が評価され、数年後に晴れて企画部署へ異動することができたそうです。
誰にでもやりたくない業務、モチベーションが上がらない業務ががあるのではないでしょうか。
それでもまず目の前の事を一生懸命やることで道が拓けるという話は、挑戦する恐怖から「やりたくない」と思ってしまうことがある社会人1年目の自分には刺さるものがありました。
やはりまずは目の前のことに誠実に、一生懸命やってみることだ、と素直に思えました。
へんさんの場合
へんさんが壁にぶつかったのは、チームマネージャーになって2年目の頃でした。
チームマネージャーとして仕事をしていく中で、
「人に頼ってはいけない」
「完璧でなくてはいけない」
という思いが強くなっていったといいます。
自分を責め、次第に「なぜ助けてくれないのか」「なぜこんなに大きな仕事を任せるのか」と他者を責める考え方になってしまったそうです。
反抗的な態度にも関わらず、話をすべて聞いてくれ、自分と向き合う時間を進めてもらい部署異動をしました。
異動後は、だんだん小さな「ありがとう」を受け入れられるようになり、
「自分にもできることがある」と思えるようになったという話に、自分にもそんな未来がある気がして、思わず重ね合わせてしまいました。
今回のイベントで一番気になるポイントでもある、女性ならではのライフステージの変化についての話も盛り沢山でした。
わたしが最も心に残ったのは、なみこさんの話でした。
なみこさんは元々結婚願望がなく、子供もほしいとは思っていなかったそうです。
「もともと子供が好きじゃないし、ちゃんと五体満足で産んであげられるか分からないのに欲しいと言うのは無責任な気がしていました。」
実はわたしも子供を産むことに対して、なみこさんと似た考えを持っていました。
しかし、「子供があまり好きじゃない」と周りに言うことには抵抗があり、できるだけ隠していたことでもありました。
同じ考えのなみこさんの話を聞き、救われたような気持ちになりました。
なみこさんは、子供を産むかどうかじっくり考える時間を設けるために25歳で結婚したそうです。
考えた結果、「この人の子供なら産みたい」と思い、今は一児のお母さんになっています。
わたしは、今の段階でも自分の決断力のなさや価値観の曖昧さに焦る気持ちがありましたが、結婚してから変わることもあるのだとホッとした気持ちになりました。
3名のクロストークの後は、参加者同士とracisaメンバーで感想シェアの時間やゲストへの質問タイムがありました!
3名の話を聞いて「どこに共感した?」とシェアしたり、「実はこんなことに悩んでてて・・・」とお悩み相談を始めたり。
三者三様の等身大の経験を聞くことで、
「こんなこと思っちゃいけないんじゃないか」という孤独感が薄れたり、
それぞれに共感できるポイントを発見することで自分の価値観に気づけたりしました。
また、ゲストの2名からは、
今回のゆるとーく登壇をきっかけに人生や内面を深堀りしたことで、
人生を俯瞰して自分の思考の傾向に気づけた!
自分の歩んできた道に自信が持てた!
という嬉しい声もありました。
社会人1年目。人生のちょっと先輩の話を聞けて大満足の会でした♡
最後はみんなでパシャリ!
「ゆるとーく」は「友達の友達」くらい身近な女性の経験シェアを通じて、自分の迷いのヒントを得られ、私も明日からまた頑張ろうっと思えるようなイベントを目指しています。
「友達の友達」は、あなただってありえるのです。
racisaメンバーが自分軸の整理をお手伝いしますので、ぜひお気軽にイベントに参加してみてくださいね♡
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次回のトークイベントは10月24日開催予定です。
テーマは「複業女子」!
先着9名のお申込み者には特典がありますので、ご興味のある方はどうぞ♡
【先着特典】
①イラストレーターによるSNSアイコン用似顔絵プレゼント
②ストレングス認定コーチによる30分オンラインコーチング体験
③タコスカフェの絶品チーズケーキプレゼント
文・編集/みさきち 撮影/ゆい(yui) デザイン/みほこ/racisa
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