黒歴史公開:【陽版】万人に向く、あるいは向かないインフルエンサー論~SNSリテラシー&文章技術編~
前回に続く、後編です。こちらも2年前に書いたもの。ご笑覧ください。
-----
まず、このnoteを見つけていただいたことに感謝いたします。ありがとうございます。
■ 〇 ▲ 〇 ▼ 〇 ▲ 〇 ■
今回は、SNSリテラシーと文章技術の話をしていきます。陰版では小手先のノウハウには意味がない、無駄であると切り捨てました。しかし、"文章技術"だけは別物です。なぜなら、思考は文章から作られるからです。人はよく勘違いをしてしまいます。まず初めに自分の考えがあり、それをテキストに落とすことで文章ができると。
しかし、これは違います。
圧倒的に逆なのです。文章を書くことによって、それが自分の思考となる。だからこそ、正しい文章術を手に入れることで、正しい思考術を手に入れることができるのです。
※こちらは"陽版"となります。まだ"陰版"を読んでいない方はそちらからお読みいただくことをおすすめします。
"学ぶ"という言葉は"真似ぶ"="真似する"からきていると言われることも多いです。
良い文章技術を真似ることは、自分の思考力を高めるということになります。だからこそ、効果的な文章技術はどんどん真似び、どんどん取り入れるべきです。なぜか?優れた文章が優れた思考を生み出し、優れた思考が優れた行動を生み出すから。
この先はもう多くの方がわかっていると思います。
優れた行動は優れた習慣を生み出し、優れた習慣は優れた性格を生み出し、優れた性格は優れた運命を生み出すのです。このnoteは、あなたに優れた運命は与えません。しかし、あなたが優れた文章を生み出す手助けはしてくれるでしょう。
本noteでは、文章を作る技術、メソッド、ヒントを存分に書き記しますので、是非真似していってほしいと思います。練習方法は簡単。自分が興味を持ったテーマに対してメソッドを当てはめていくだけ。その積み重ねが思考の訓練となっていくでしょう。
その前にSNSリテラシーの話からしていきます。なぜか?いくら文章技術が高まっても周りから嫌われてはフォロワーは増えるわけもありません。順番はまずはSNSリテラシーを学んでから。その次に文章技術なのです。そこをスキップしてはインフルエンサーへは遠回りとなってしまいます。
1.本論の前のSNSリテラシーの話
1-1. SNSの世界に飛び込むときの大前提
Twitterとは、全世界に公開されている巨大な落書き掲示板。そこはルールも際限もなく、有益無益な情報が混在する世界です。ありがたいことに一定の秩序はあるようには感じます。年齢も性別も全然違う人たちが同じ土俵で発信したり、交流をしている空間なのです。
現実世界の何倍ものスピードで何倍もの情報が手に入るTwitterは、活用できる人に取っては宝箱のような存在です。しかし、それが活用できない人にとってはまるでゴミ箱のようになってしまいます。まさに受け手のリテラシー次第。リアルじゃ聞けないそれぞれが見たリアルな話がごろごろと転がっている世界。稀少性の高い情報を正しく見つけ、考察し、自分の知見に含めるプロセスができる人にとっては有益極まりないサービスとなるでしょう。はじめは自分と同じ意見や考えに目が行くかもしれません。しかし是非注意をしてもらいたいことがあります。自分と異なる考え、逆の意見を発信している人をフォローし、よく耳を傾けるようにすることです。それが自分の知識を成長させるための有効な手段だからです。正しくできれば、無料で使えるTwitterの存在価値は、あなたの中で一気に跳ね上がっていくでしょう。
ここから先は
レイチェルマガジンーメンバーシップに移行しますー
レイチェルマガジンは2024年11月に廃刊となります。12月からメンバーシップに移行します。
またお目にかかれるときを楽しみにしています。