黒歴史公開:【陰版】万人に向く、あるいは向かないインフルエンサー論
振り返ると2021年7月。
と、いうことはもう2年半も前のことになる。今回は2年半前に書いたnoteを黒歴史として公開します。
なぜ、2年半前に公開しなかったのか?
それは、賛否両論を生み出すからです。
「賛否両論でいいじゃないか!」そうです。賛否両論でいいんです。全然よかったんですが、当時、いろいろ考えて公開はしませんでした。
そんな秘蔵のnoteです。
それを今、公開する・・・。
これは自分への戒めです。恥ずかしすぎるので、できれば公開したくありませんでした。しかし、マガジン更新の義務を果たすべく、ドドーンと公開してしまいます!
公開にあたっては追加の加筆修正はせずに、当時のままにしておりますので、その辺りはご了承ください。たとえ不快な内容であったとしても笑って許してください。2年半も経ってますので。
公開にあたって読み返してみましたが、内容はなんてことはありません。深くも珍しくもない、当たり前のことが書かれているだけです。少し大仰に。
では、ご笑覧ください。
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【陰版】万人に向く、あるいは向かないインフルエンサー論
まず、このnoteを見つけていただいたことに感謝いたします。ありがとうございます。
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ここでは、SNS発信の原点に立ち返り「インフルエンサーの成り方」と「インフルエンサーの在り方」を指南していきます。
わかりやすく、下世話な表現をすれば、「Twitterでフォロワーを増やす方法」と「世の中に良い影響を与えつづける方法」と解釈してもらってよいでしょう。
私はTwitterアカウントを開設してから100日でフォロワー2万人となったので、この方法論はそこそこ通用したと言ってもいいだろう。
万人に向く、あるいは向かないインフルエンサー論
このnoteでは、Twitterでのインフルエンサーを切り口に語っていますが、本質的にはどのSNSでも変わりません。全てのSNS発信における思考法の基本を理解できると確信していますし、再現性もあると考えています。たとえ、私が0からまたTwitterのアカウントを作成しても、再びフォロワー1万人を獲得することができるしょう。
しかし、
語られているのは具体的な手法ではなく、原理原則です。考えることを放棄し文字通りにコピペできる子細なテクニックを期待する人には向いていません。
しっかりと自分と向き合い、SNSに向き合う人に向いたnoteとなっています。
それでは、こちらのnoteによって、お読みいただいた方の理解が少しでも深まり、ご自身あるいは商品のブランド価値に少しでも貢献できることを願っております。
では、
紙幅は限られてはいないが、これ以上つまらない能書きを垂れても仕方ないので、さっそく本論に入る。読者にとってもその方が有益であろう。
"WOW"を生み続ける。ただ、それだけ。
Twitterではフォロワー1万人となれば一定の影響力をもつようになる。
では、
1万人もの人に興味をもってもらい、フォローしてもらうためにどうすればいいのか?
答えは非常に簡単です。
あなたのツイートに"WOW"を生み出し続けること。ただそれだけです。"WOW"とは何か?それは、つい友達に教えたくなる驚きのことです。共感する、感心する、クスッと笑える、声を掛けたくなる。どんな方向でも構いません。見ている人の感情をたった1ミリ動かす。ただそれだけで見ている人は、これからもあなたをもっと知りたいと感じます。
では、次にこの”WOW”を生み出す方法が必要です。一体"WOW"はどのように生まれるのでしょうか?
あなたの目の前に広がる世界それ自体
その答えひとつは自分の見ているただ単なる日常。自分にとってはあたり前の世界です。
あなたがまさに今見ているその景色は、他の人にとって"WOW"な情報となります。
例えば、私は企業の人事部でキャリア採用の仕事をしています。自社に転職したいと応募してきた人の採用面接やオファー条件の調整・提示を行っています。特にオファー条件の交渉と調整は、候補者と自社経営陣とそれぞれ思いがあるので、まとめるのがとても大変です。その中で、候補者が「この条件であれば入社したい(想定よりも高い条件)と思います」と話したとします。私は経営陣と内容をすり合わせた上で候補者に伝えます。「高く評価させていただき、期待に沿いたいところですが、弊社の実力では〇〇〇万円が精一杯の内容です。申し訳ありません。しかし候補者さんの力で弊社が成長すればその分報酬もついてくると確信しています。一緒に頑張っていただけませんか?」と。候補者は言います。「そう言っていただいて光栄です。しかし、私一人で決めるわけにもいかず、家族と話して、説得してみます。」
私は、たしかに自分一人じゃ決められないよな。この人奥さんも子供もいるから今より給料が少しでも下がると家族にも影響があるもんな、と思ったとします。
それをこうツイートします。
転職エージェントや採用担当の方からするとこれは陳腐なものですが、それ以外の人がみるととても鮮やかな、それでいて共感や反感やいろんな感情を掻き立てる内容になっていると思います。
実際は、こんなドラマチックなシーンは数多くはありませんが、日常の切り取り方は無限大です。それはほんの些細な一瞬でもよいのです。
たとえば
こんな切り取り方でも十分です。テレワークをしていない人は「羨ましいな」と思いますし、テレワークしてる人は「わかるわかる」もしくは「そんなヒマないよー」と思うかもしれません。
自分が見てる世界というものは意外と他の人にとって"WOW"な情報なのです。
思考は書くことで初めて生まれる
次に事実とそれに対するあなたのオリジナルの解釈です。現在のインターネット社会、情報過多の時代において情報それ自体は価値を失いつつあります。どんな情報も巷に溢れているからです。人がより関心を寄せるのはその人がもつ考え方や解釈にシフトしているように思います。自分の独自の考え方を持つなんて難しい!と思うかもしれませんが、全然難しく考える必要はありません。ただ一つの事実をもってきて、そこからどんな解釈ができるかを考えればよいのです。
いくつか事例を提示します。例えば、ついこの間ニュースでやっていた2020年の出生数(生まれた子供の数)が過去最少の84万人になったというもの。この「出生数が過去最少」という事実に解釈を加えていきます。
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