未来の年金、どうなる?-昭和モデルから「じぶん年金」へ-
「年金」ってやつは本当に、とっつきづらい。
こう思ったことがある人は多い。私もそうである。
でも、このモヤモヤをそのままにしておくと、将来ちょっと困るかもしれない。なぜなら、年金は人生後半を支える超大事な仕組みなのだから。
今回は「今の年金制度ってどこが問題なのか?」と「未来の年金がこうなったら最高!」っていう話を、妄想まじりで明るく(←大事)、楽しく語ってみたいと思います。
昭和モデルの年金、令和の働き方にはズレすぎ問題
そもそも今の年金制度、まだ昭和の家族モデルがベースになっていることが大問題である。
昭和モデルとは、「旦那が外で働いて、奥さんは専業主婦」みたいな一家。
昔はこれが一般的だったから、制度もその前提で作られていた。
しかし、令和になった今、そんな家族像はもはや少数派になっている。
今の家庭は10人いれば10種類。
共働きでどっちもフルタイム
働くシングルマザー&シングルファーザー
専業主夫も珍しくない
そもそも結婚してない
「個」を大切にする時代にすっかりなりました。まさに多様化。
令和は、多様化しすぎて「一つのモデル」にはハマらない時代です。でも年金制度はまだ「旦那が働き、奥さんは扶養に入る」という仕組みを引きずってる。だからそこにズレが生まれてくるという構造になっている。
ズレ1:第3号被保険者制度
専業主婦は保険料を払わずに国民年金がもらえる仕組み。
昔は専業主婦が多かったから作られたけど、今は共働きが主流。「働いてる人が払ったお金で、扶養されてる専業主婦を支える」って構造に不公平感が出てきてる。こりゃあ当たり前ですよね。
ズレ2:加給年金
年金受給者に「年下の専業主婦や子どもを扶養してるなら、おまけで年金を上げるよ!」って仕組み。
これも昔は必要だったかもしれない。しかし、今は女性の7割が50代でも働いてる時代。「働いてるのに『扶養される側』として扱われる」のも違和感がある。
未来の年金はこう変わるといいんじゃないか?!
さて、ここからが本題です。
未来の年金制度、どうすればみんなが安心して「自分のためのお金だ!」って思える仕組みになるか?私なりのアイデアを語ってみます。じゃじゃーん(効果音)
1. 年金デジタルウォレットで「見える化」する
イメージしてください。
じぶん専用の「年金口座」がスマホで見れる。
払った分が毎月「〇万円積み立てられました!」ってリアルタイムで表示される。
将来の年金額も、「このペースなら65歳で毎月〇万円受け取れます」って一目でわかる。
これなら「払ったお金、どこに行ってるの?」って不安がなくなる。もらえなくなる不安もない。
年金が「見えないブラックボックス」じゃなくて、「貯金してる実感がある安心口座」になる。
そうすれば若者世代もやる気になるはず。
2. ライフスタイルに合わせて、年金をもっと柔軟に
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