アマゾンの星に願いを込めて。レビューにこめられた本当の意味を知るために、コメントしてみた
昨年末、幸運ながら出版という貴重な体験をさせていただきました。
ありがたいことに、多くの方にレビューも書いていただきました。ツイッターの発信をきっかけに出版に至ったので「レビューで本とは関係のない悪口もたくさん書かれるんだろうな」と、少し構えていましたが、フタを開けると悪意あるコメントはなく、丁寧に評価いただくコメントばかりで大変参考にさせていただいてます。みなさま、ありがとうございます！
発売時期が2022年10月とインフレ・利上げで相場が下り坂だったタイミングだったこともあり、まだご覧いただいていない方もいるかと思います。また、投資に興味はあるんだけど、今はまだ環境がよくないと一歩を踏み出していない方もいらっしゃるかと思います。
最近は、
インフレ鈍化の傾向が見られ、相場が持ち直してきてるので、そろそろ相場も活気を取り戻していきそうです。
ゼロから米国株投資がわかる内容となっているので、この機会に手に取ってくださると嬉しいです。また、読んでいただいた方にはぜひレビューもいただけると今後の参考になりますのでお願いできればと思います。
レビューを読んでいるだけで、発見が多くあります。やはり、自分だけでは見えないものがとてつもなく多いと実感しています。
そこで、今回は、アマゾンで書いてもらったレビューに対してひとつひとつコメントをしていきたいと思います！
コメント返しというやつです。
①★★★★☆ 投資への理解、考え方を考えられる1冊
改めて米国株を利用した資産形成を学ぶきっかけになる1冊でした。既に学ばれている方には物足りないかとは思いますがコレから学びたい、1から学び直す方には良い書籍かと思います。
レビューありがとうございます。
わずか2文で本書の特徴をよく表しています。
このレビューで特筆すべきは「既に学ばれている方には物足りないかとは思いますが」という箇所です。この部分があるからこそ、それに続く「コレから学びたい、1から学び直す方には良い書籍」がより輝く効果を与えています。巧みな文章力をお持ちと推察しました。
「両面提示」といって、営業のテクニックなどでも使われますが、商品のウリをアピールするときにメリットだけでなく、デメリットも併せて紹介する方が説得力が増すと心理学的に証明されています。
例えば、
①ディズニーランドは、夢のように楽しい場所で最高にいかしている
よりも
②ディズニーランドは、入場料はバカ高いけど、夢のように楽しい場所で最高にいかしている
の方が説得力が上がります。メリットだけでなく、デメリットにも言及することで多角的に物事をみているように感じさせるからです。(たぶん)
また、
②ディズニーランドは、入場料はバカ高いけど、(それを超越するぐらい)夢のように楽しい場所で最高にいかしている
と( )部分を補完して理解するような効果があるのだと思います。
営業のシーンだけでなく、日常でも説得力を上げる方法としてすぐに実践できるので、ぜひ試してみてください。
②★★★★☆ 毎日Twitterを拝見していたので応援とお布施のつもりで購入
毎日Twitterでレイチェルタイムズを配信しているレイチェルさんに応援とお布施？の気持ちで購入しました。
いつも暖かみのある雰囲気で楽しいことを探している姿がとても印象的で魅力的です。
投資内容については初心者の方を意識されていますので万人向けな内容です。
Twitter勢視点だとレイチェルさんの黒歴史(笑)やレイチェルタイムズを書くにあたっての情報源や意識していることに触れられているところが面白かったです。
レビューありがとうございます。
「お布施」という表現が独特ですね(笑)。購入いただいて嬉しい限りです。
こちらも本質を捉えたレビューです。「万人向け」ということは執筆時点からかなり意識して書いていました。
投資のことをある程度理解しているフォロワー様だけではなくて、全国の書店に並び、まったく知識ゼロの人が手にする可能性もあるからです。
なので、投資の心得がある方が読むと冗長に感じる部分もあるかもしれませんが、それだけかみ砕いて書いているので、経験者にとっても知識の地固めになると考えています。
また、万人向けに構成しているので知識面での深堀はあまりできていない代わりに、情報収集や投資から得られる楽しさの側面に焦点を充てて書いています。経験者にとっても持ち帰るものがあるよう工夫していますので、文字通り万人の方に楽しんでいただきたいと思っています。
③★★★★★ 米国投資について非常にやさしく説明されています。
将来を考えると一般常識として今後、勉強しておく必要がありますね。
筆者も冷静に市場を分析されているのが、とても良かった思います。
レビューありがとうございます。
「一般常識」というキーワードが印象的です。
金融は中学校・高校でも必須科目になったので、まさに一般常識となりつつありますね。わたしを含めて既に社会人になっている人にとっては学びそびれている科目なので、自身で学ぶ必要があります。
ありがたいことに書籍だけでなく、SNSや動画サービスなど教材はたくさん用意されているので、一緒に勉強していきましょう。
④★★★★★初心者向けにちょうどいい
投資のセミナーに、ん十万払いましたが、おそらく予備知識なし・これから勉強するぜ！という方なら、最初の一冊はこれでいい気がしました。大雑把ですが、結局投資はこういう順番になるよね、ってことが書いてあります。
もちろん、投資信託から株取引にステップアップするにはこの本だけでは足りないですが、基本はある程度押さえています。何より用語の解説は投資セミナーよりわかりやすかったです。
ETFについては書かれていませんが、個人的には投資信託で充分と思います。ドルが絶好のタイミングで買えたならETFもいいかな、と思いますが積み立てですからね。
レビューありがとうございます。
「投資のセミナーに、ん十万払いましたが、」これは考えさせられる一文です。
世の中こういったサービスは実は増えていると感じます。
例えば、プログリットに代表される英会話教室やライザップなどのフィットネスのサービスなどです。
どちらも数十万の料金がかかりますが、ノウハウ自体にはおそらくそれだけの価格価値はありません。自分で教材を揃えて自分でやるなら数万円もあれば十分揃うはずです。
でも、数十万円を払うだけの価値を提供しています。
その価値とは何か？
彼らが提供している価値は「意志力」です。
適切なペースで適切な内容のトレーニングを継続するという「意志力」を提供しています。逆に言えば自分を強く律することができる人には不要のサービスです。
しかし、誘惑もコンテンツも多い世の中とあって、その意志力を個人で強烈に進めるのは困難です。もはや個人の意志力のなさではなくて、世間の構造として、いたるところで至る瞬間で意志力が削られるようになっています。
だからこそ、適切なペースで適切なコンテンツを消化する伴走者たるサービスは受け入れられています。
話が逸れました。
「大雑把ですが、結局投資はこういう順番になるよね、ってことが書いてあります。」
そうそう！まさにこれです。本書で解説しているのは一貫してこの部分です。原理原則をつきつめていけばこのエッセンスだけが残る、そんな大事な部分を丁寧に書いたものとなっています。
〇 ▲ ■
「こういうことが伝えたい！」という内容をことごとくレビューで書いていただいていて、読者のレベルの高さを感じました。
コメントできていないレビューもまだまだありますので、後日続きを公開します！
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まだ、本書を読んでない！という方は是非ご覧いただけると嬉しいです。大きな図書館には置いてあるみたいなので、借りていただく選択肢もあります。
また、レビューを書いてくだされば、レビューへのコメントも今後していきたいと思っています。
よろしくお願いします。
レイチェル
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