なぜ、この刺身はこれだけ安いのか?
あなたはこのお刺身、いったいいくらだと思いますか?
はまちの柵です。どーんと1本。(柵って数え方"本"で合ってますか?)
選択肢は、こちら。
①599円
②999円
③1499円
④1999円
あなたは、いくらなら買いますか?
一般庶民の適切な感覚をお持ちの方なら、正解して当然ですよね?
〇 ▲ ■
2022年10月からモノの値段が上がっています。
続々の値上げですね。大塚食品に、伊藤ハムに、日本ハムに、丸大食品に、キユーピーに、岩谷産業に、社会保険料に、(社会保険料!!!)、キッコーマンに、明治に、森永乳業に、キリンビールに、アサヒ飲料に、サッポロビールに、(ビール全部じゃないですか!)、スシローに、日本郵政。
どれもが日常的に使う商品やサービスで家計への影響は免れません。
私にとって一番大きいのはおそらくビール。
ビールは10月1日出荷分から店頭価格で最大13%値上がりします。
この10月1日出荷分というのがミソでして、9月出荷した分はまだ9月の価格で購入が可能です。ビールをたくさん飲む方は今のうちにスーパーに駆けつけてください。※ビールの賞味期限は半年ほどなので飲み切れる量の購入をおすすめします。
10月16日時点では、私が訪問したスーパーにはまだまだ9月出荷分のビールのケースが山積みになっていました。(写真撮ればよかった・・・)
ビールは原材料の価格が上がっていますが、特にアルミや麦芽の価格が上がっています。アルミは実はEV社の部品の軽量化などにも使われているため、世界的に需要が増加し価格上昇しています。
もうひとつは麦芽(ばくが)。麦芽とは発芽した麦(大麦)のことです。
これが麦芽
麦芽は食べることもできて、ビール工場に見学に行ったときには実際に食べさしてもらいました。
大麦の生産のうち、ロシアとウクライナの2か国で世界の輸出の3割を占めています。ロシアの軍事侵攻によって供給が不安定になり価格が上がっています。
この麦芽やホップなどのビールの原料のほとんどは海外から輸入しているため、原油高による物流・輸送にかかるコスト増も影響しています。ウクライナ情勢が落ち着いていかなければいろんなモノの価格が下がっていきそうにありません。
そういう事情で、10月出荷分からは値上がりします。つらい。
さて、冒頭のクイズの答えを発表します。こちら。
①599円
②999円
③1499円
④1999円
正解は・・・・・!
破格の①599円です。
安すぎる価格に驚きです。
これとは別にこちらのクイズをツイッターでも実施しました。
こちらの答えも①980円。
こちらも破格。同じハマチですから当然ですが。
リプライ欄でも驚きの声が続々でした。
驚きの声多数。体感的な回答の分布はこんな感じです。
①980円・・・10%
②1580円・・・40%
③1980円・・・35%
④2580円・・・15%
裏をかいて①というクイズマスターの方もいらっしゃいました。笑
さて、このハマチ、なぜこんなに安かったのでしょうか?
ちなみにこのスーパーでは過去にこんな激安のお魚もゲットしています。
★正解①300円
★正解①599円
どれも激安すぎです。
この、激安の理由を私なりに考えてみました。
これらの魚が安かった理由は・・・、
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