地方は若者の遊び場―アイデアで未来で変わる
「地方が元気を失っている」なんて話を聞くたびに、私は思う。
「本当かな?地方には無限の可能性があるじゃん」、と。
少子化や過疎化なんてネガティブなニュースばかりだけど、実際に地方に行くと驚く。
広大な土地、温かい人々、使われていないけど可能性に満ちた資源――こうしたものが眠っている。
そして、
その可能性を「救う」のは誰か?
それは、地方に新しい視点を持ち込む若者のアイデアだと思う。
地方にはたしかに課題が多い。
「人口減少」「買い物難民」「若者の流出」なんて言葉が並ぶと、悲観的になりがち。
でも、
ちょっと考えてたい。これって実は、「解決したら超おもしろくなるチャンス」なのではないか?
例えば、こんな感じ。
移動が不便? → 自動運転やシェアサービスで解決
いま地方では、公共交通機関が減少してる。でも、だからこそ新しい交通システムを試す絶好の場所でもある。実際に、地方ではシェアバスの運営を始めていて、高齢者や学生の足を支えているところもある。
使われていない施設? → コミュニティスペースとして再利用
廃校や空き家なんか、ただの「負債」に思われるかもしれない。でも、若者がこれをアートギャラリーやコワーキングスペースに変えて、新しい価値を生み出している例もある。
こうやって見ると、課題って実は「やってみたい!」と思うアイデアを実現するためのスタート地点になる。
「でも、なんで若者なの?」と、思うかもしれない。
理由はシンプル。若者には「固定概念に縛られない自由な発想」があるから。
地方に住む地元の人たちは、長年の慣習ややり方に囚われていることが多い。
「これは昔からこういうものだ」と考えるのは当然。
でも、
そこに外から来た若者が新しい視点を持ち込むと、突然その課題が「おもしろいチャンス」に変わる。
例えば、地方の小さな農村で「おしゃれなパッケージデザイン」を考えた学生がいたらどうか?
それだけでその農産物が全国のマーケットに並ぶ可能性がある。地元の人には「ただの野菜」でも、若者にはそれが「ブランド化して売れる商品」に見えている。
しかし、
それは年齢だけの話ではない。若者の心をもっていることが重要だ。
そして、この変化は現実に起きつつある。
たとえば…
地方発のスタートアップ
食べチョクは、秋元さんが25歳のときに立ち上げたオンライン直売所。これが地方農家の売上を何倍にも伸ばしてる。地元農家の「個性」を発信して全国にファンを作った。
イベントで地方を再生
移住した20代のクリエイターたちが、山奥で音楽フェスを企画。それがSNSで話題になり、都会からたくさんの人が訪れるようになった。地方創生と音楽フェスを組み合わせたアプローチを取っている。
こういう事例を見ると、「地方って可能性の宝庫」と、感じられるようになる。
きっと彼らのアイデアは、必ずしも最初から「地方を救おう」なんて壮大なものじゃない。
むしろ、最初は「これ面白そう!」とか「こんなことやってみたい!」っていう小さな遊び心から始まることが多いんだと思う。
でも、
その遊び心が、気づけば地方の未来を変える原動力になる。
一見「こんなこと意味あるの?」と思うようなことが、地方では意外な形で歓迎され、変化を生むきっかけになる。
「若者のアイデアが地方を救う」なんて言うと、大げさに聞こえるかもしれない。
でも、誰かがすごい発明をしなきゃいけないわけじゃない。自分が「これやってみたい!」と思ったアイデアを、地方という自由なキャンバスで試してみればいい。
だから、
ちょっとでも「地方っておもしろそう」って思ったら、行動してみた方がいい。
アイデアを試す場所として、地方は最高のフィールドだから。
地方を救うのは、誰かの壮大な計画じゃなくて、自分が楽しんで始めた小さなアイデアが、地域の未来を照らす光になる瞬間なんだと思う。
Welcome to Rachel Lab!
またお目にかかれるときを楽しみにしています。