ルーブル美術館で逢いましょう。時空を彷徨う微笑みたち

ルーブル美術館は、一言で言えば、過去と未来がごちゃごちゃに入り交じった、不思議な場所だ。何世紀も前に描かれた絵画が、あたかも今も息をしてるみたいに壁にかかってる。それが「モナ・リザ」。言わずもがな。あの微笑み、一体何を考えてるのか、なんで笑ってるのか誰にもわからないんだけど、それを見てると、いつの間にかこっちも同じように笑い返しそうになる。何とも言えない空気感がそこにはある。

べスポジで写真撮れた。人ごみをかきわける能力◎

ルーブルの魅力って、もちろんあの絵画や彫刻の数々だっていうのは間違いない。でもね、それ以上に、あの巨大な建物そのものが語りかけてくる。元々は要塞だったとか、王宮だったとか、そんな話があって、今はただの美術館じゃないんだよ。時間がまるで錯覚するみたいに、古代から中世、そして近代へと歩いていると、いつの間にか過去にタイムスリップしたような気分になる。

ルーブル美術館は元々要塞として建設されて、後に王宮として使われいました。写真を撮り忘れましたが周りに堀がありました。

で、例えば「サモトラケのニケ」を見上げてみる。勝利の女神がまるで空から飛んできた瞬間を捉えたみたいな彫刻で、風が吹いてるように感じる。人は石でこれほどまでに動きを表現できるのかって、ちょっと頭がクラクラする。

かっこいい。かっこいいでしょう。