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2024年10月の記事一覧

ルーブル美術館で逢いましょう。時空を彷徨う微笑みたち

ルーブル美術館は、一言で言えば、過去と未来がごちゃごちゃに入り交じった、不思議な場所だ。何世紀も前に描かれた絵画が、あたかも今も息をしてるみたいに壁にかかってる。それが「モナ・リザ」。言わずもがな。あの微笑み、一体何を考えてるのか、なんで笑ってるのか誰にもわからないんだけど、それを見てると、いつの間にかこっちも同じように笑い返しそうになる。何とも言えない空気感がそこにはある。 ルーブルの魅力って、もちろんあの絵画や彫刻の数々だっていうのは間違いない。でもね、それ以上に、あの

Bouillon Chartier, 夜のパリのビストロ

ユーロスターを降り、夜のパリを少し歩いた先で向かったのが、あのBouillon Chartier(ブイヨン シャルティエ)。「パリらしさ」を感じられる、フランス語の名前がどこかおしゃれで、初めて訪れる私には少し緊張する響きもある。それでも、夜のパリのビストロというものは一度は訪れてみたいものである。 到着したのは夜の9時半ごろ。少し並んだものの、1人だったおかげか、すぐに案内される幸運に恵まれた。店内は、どこか懐かしいクラシックな雰囲気で、高い天井に大きな鏡、歴史の刻まれた

ああ、憧れのユーロスター

ああ、ユーロスター。冒険心をくすぐる列車。 例えば、ロンドンからパリへ向かうその2時間半の旅。速い。とにかく。飛行機に乗るような気負いはなくて、気がつけば大都会の真ん中からもう一つの大都会の中心に到着している。普通に考えて、ちょっとした魔法じゃないかって思う。 で、なんといっても、あのユーロトンネル。列車が海の下を走っているなんて、そういう物語に出てくる夢のような話だっていうのに、ユーロスターはさらっとそれを現実にしてしまうわけです。まるで、何か大きな秘密を抱えながらも「