間違った価値観
自己肯定感の低い人生を
送り続けて40年。
その間、自分が人の評価を気にして生きていることに、全く気づいていませんでした。
振り返ってみると、私の生きる軸は
まわりの人からの評価だけだった。
1番古い記憶でも、
先生や大人の前では
いい子でなくちゃいけないと
いう記憶…。
私が3歳の時、インフルエンザの予防接は、
保育園での集団接種でした。
まわりのみんなは、注射が嫌いで、泣いている子がほとんどでした。
そんな中で、私は、平気な顔をしてサラッと接種を受けていました。
でも、心の中は不安でいっぱい。
心臓はバクバク。
でも、それを表に出す事ができなかった。
怖い気持ちを抑えて、
怖くない!痛くない!こんなの平気!
って、頭で心の不安に蓋をして聞かないようにしていました。
そうすると、先生は褒めてくれて、それが嬉しかった。
でも、先生に褒められたくて我慢したんじゃなくて、できない姿を見られるのが嫌だった。
ちいさな頃から、家の中でも、自分の存在価値をアピールしていた。
「私は、できない子じゃないでしょ!だから私をみて!」って。
物心ついた時から、「できる」に価値があるって思った記憶がある。
できる→褒められる、安心、価値がある
できない→怒られる、恐怖、価値がない
間違った価値観は、軌道修正することなく、
色んな場面に影響していきました。
間違った価値観
生まれ持った損得勘定へと つづく。