見出し画像

日本では自家製ビールは違法。海外は?

妊娠中、暇すぎて思いついたのが「そうだ、ビールが飲めるようになったら最初に飲むビールは自分で作ったビールにしよう!」でした。

ところが、ちょっと調べると日本では自家製ビールは違法でした(爆!)正確に言うとアルコール1%まではOK。いやいやいや、、それもうビールじゃない。

ちなみにアルコール20%以上の焼酎で漬けるような自家製梅酒なんかはOKです。低アルコールの日本酒とかで漬けて、新たに発酵が進む=新たにアルコールができるとアウトです。うーむ、厳しい。

自家製ビールを作る=ホームブルーイングの解禁を目指して2019年に設立されたのが「日本ホームブルワーズ協会」です。代表は伊勢角屋麦酒 社長の鈴木成宗さん。

いろいろとウェブページを漁っていると、設立当初はかなりメディアでも取り上げられているようですが、最近の活動状況が不明。2019年に設立した後の活動報告が2023年の勉強会のみ。2020年の記事では会員数は約300名とある。入会しようと思ったけど、有名無実化してないのか不安。会員の方、教えてください。

ですが、鈴木さんのインタビュー記事は大いに共感できます。

気になったのでホームブルーイングが合法な国、違法な国を調べてみました。(参照:wikipedia

自家製ビールが合法の国

オーストラリア、オーストリア、カナダ、チェコ、デンマーク、エリトリア、エチオピア、フィンランド、ハンガリー、アイスランド、インド、アイルランド、イタリア、ニュージーランド、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ロシア、ルーマニア、シンガポール、南アフリカ、スペイン、スーダン、スウェーデン、台湾、トルコ、イギリス、アメリカ、中国(wikiには載っていませんが、Redditやnoteの他の方の記事を見ると複数のサイトでlegalと書いてありました)

自家製ビールが違法の国

フェロー諸島、イラン、日本(アルコール度数1%まではOK)、マレーシア(サバ州、サラワク州の伝統的なお酒はOK)、ウクライナ

なんということでしょう!

飲酒を禁じているイスラム教国のイランとマレーシアはまぁ理解できる。フェロー諸島はアイスランドとイギリスの間の島でデンマークの自治領。1992年まで禁酒国だったとか、スーパーでアルコールを売ることが違法とか、まぁ日本とはだいぶ事情が違う模様。ウクライナはなんででしょうね。

そんな中、世界の5大ビール審査会のうち一つを主催する日本が、ビール消費量世界10位の日本が、なぜホームブルーイングを許されていないのか、解せん!

ホームブルワーズ協会はもう少し最近の動向を調べるとして、とりあえず鈴木社長の本読みますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?