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INFJ(提唱者)なので、提唱をして生きたい。

こんにちは。久々にINFJ(提唱者)によるINFJのための文章を書きます。

最近、INFJの人は普通の顔して生きているように見えて、頭の中では、会社や非営利組織を立ち上げていたり、芸術家や映画監督になっていたり、教師や社会活動家になっている可能性があるな〜と考えていました。INFJの人みんなが今より活動的になって、その頭の中が実現したら、どんな世界になるんだろうってちょっと不思議なことも考えたりします。

※INFJ・・・16Personalities性格診断テストの診断結果の一つ。全人口の1パーセント未満で、珍しいタイプ。

今回はINFJ(提唱者)の「提唱力」について書きます。

ところで「提唱者」ってどう意味なんでしょう。16personalities性格診断ではINFJを「Adovocate」と称しており、それをそのまま翻訳したものと思われます。weblio英和辞典によると「Adovocate」の意味は

主唱者、唱道者、代弁者

weblio英和辞典

となっており、「何かしらの主張を自分が中心となって唱える人」「代表者」というようなイメージがあります。

一般的なINFJのイメージだと、人に優しくしたり空気を読みすぎるがあまり自己主張ができないイメージがありますが、この名前だと正反対なのがとても興味をそそりませんか?

ただのネーミングでINFJに「提唱力」があるとは言ってないよ、とも言われそうですが、一つの可能性として受け取ってください。これに気づいて、自分でも薄々思っていたことを勇気を出して言うことにしました。INFJは本当は「提唱者」というだけあって、本質を見抜き問題意識を持って進むべき方向を示す力、「提唱力」がとても強いのではないか、と思うのです(INFJだけがすごいと言いたいのではなくて、個性の一つだと考えています)。

この記事では「INFJの私たちは本当はその提唱力をのびのびと使って生きていいんじゃない?」という話を中心に、「けどこの社会では理解されにくいから傷つかないように、まずは内輪から始めてみようよ」、というところまで含めた話を展開します。珍しくポジティブな気持ちで書こうと思うので、びっくりしないでください…。そして一般的なINFJのイメージから飛び出したくない人は、ここから先を読まないでください。

※この記事は私が自分を「INFJ」に当てはめて考えたものであって、全てのINFJの方に納得される内容ではないと思います。またMBTIの正しいことを知りたい方は公式にあたってください。



なぜINFJの提唱力について書こうと思ったか

まず一つに、INFJが自分に「提唱力」があると自覚することは、今まで押さえつけて膿みたいになっていた自分の考えやアイデアを一旦解放し、改めて自分を自分の外の世界と繋がる形で捉え直す一種の健康法になるのではないか、というのがあります。なのでどうしても自分の価値を認めることに抵抗のある方は、「とりあえず元気になるための健康法なんだ」と思っていただいてもいいかもしれません。

またもう一つは、INFJの考えていることは周りに理解されにくい、ゆえに「生きづらい」と感じる人が多いのではないかと思うからです。以下はINFJ(提唱者)の説明文の引用です。

創造力や想像力、信念、思いやりをもって、利益を生み出すためではなく、バランスを作り出すために行動します。平等主義やカルマ思想に非常に魅力を感じ、愛と思いやりをもって独裁者の心を和らげることこそが、最も世界を救うと信じています。

”提唱者”型の性格

ここで示されているようにINFJの人は、平等を重んじて、世界を救いたいと思う人が多いようです。この平和な世界観は、一見誰もが心の底から共感する…と思いきや、そうでもないようなのです。それはこの世界が綺麗事だけでつくられているわけではないから、というのもあると思いますが、INFJの性質の希少性にもその原因があると私は考えています(決してINFJが劣っているというわけではありません。周りと違っている、というだけです。)

INFJが生きづらいのはこの周りの人からの理解されなさが一つの原因だと思っています。周りに理解されない、つまりは、自分の力を発揮できたり、心から思っていることを言える居場所を見つけづらいということです。


INFJの能力「提唱力」の存在。提唱だけしたっていいじゃない。

突然ですがINFJにとって就活ってすごく辛くないですか?辛いことの一つに、面接があると思います。皆さんは、「質問に、正しく答える」ができますか?私は難しかったです…

これはあくまで一例なのですが、私は「たぶん、面接官は具体的に自社でどんなことをしてくれるのかを聞きたいんだろうな」となんとなくわかってはいつつも、つい抽象的な方向に話を持っていってしまって、面接官をポカンとさせてしまった赤面例があります。最終面接で偉い人の前とかならよかったかもしれませんが、当たり前のことながらまずは1次面接じゃないですか。より現場に近い人が面接をするので、具体的で現実的な回答を待っているんですよね。でもどうしても私の回答の最後は抽象的な話になってしまうんです。

もちろん社会人として活躍していくにはある程度具体的なことを考えることも必要ですよね。いきなり社長になるわけはないですから。でも、どうしても自分の中で大切にしていることや根本的なことを話そう、話そう!としてしまっていました。というか、性格タイプの違いがあることを知らなかった当時の私は、それを話すことで全て伝わると思ってしまっていたところがありました。面接官に、「提唱」してしまっていたんです笑。

なかなか目当ての企業の面接に通らず苦戦していた就活生時代。でも今思うと私が”無能”だったのではなく、ただただ「面接で通りやすい」タイプではなかった、というだけだったのかな、とも思います。

じゃあ、INFJは就活負け組なのかよ…一人で生きていけってこと…?そんなの無理…!と思うかもしれませんが、これはあくまで私の話なのでINFJの人全てがそうだとは限りません。
ただ、企業や世の中から求められる人間になろうとすると、この先苦しみが生じることになるINFJの方は結構いるのではないかと思っています。極端な話この世界がすでに用意しているフィールドは、私たちには狭すぎる、もしくは何かがずれているように感じるのではないでしょうか。

そんな中、INFJで組織に属して働いている人(過去の私も)は、いくらか擬態をしたり、自分にはしっくりこない理論を身につけるなど、いろいろ努力をしている人も多いと思います。もちろんそれも大切だと思います。自分に足りない知識や経験を補って、自分のやりたいことを実現して現実社会に貢献していく。それが大切なこと、素晴らしいこと、必要なことであることは言うまでもありません。それを否定するつもりは一切ありません。


…でも、もう正直言ってそんなの聞き飽きました。

あえてこの記事では逆をいきます。

提唱だけをしていたっていいじゃない。

だって私たちは”提唱者”なのだから…!


私たちの仕事=「提唱者」です。(デデン!)

”仕事”と言っても、教師とかカウンセラーとかその他自分の時間を一番割いて生活費を稼ぐために従事すること…みたいなイメージは一旦取り払ってください。
仕=する・行うという意味 の事です。
ただ、「すべきこと」。

私たちが本当にやるべきことは、自分が落ち着ける最高の場所で、感覚を研ぎ澄ませ、世界の本質を見抜き、自然と舞い降りたその大切な思想を世の民に伝えること。それだけ。
あとは下々の者どもにやるべきことをやらせればいいのです。


え…なにそれ…うさんくさ…

今はそう言われてしまうから生きづらいのですけどね。


「提唱力」の有用性。その力を押さえつけないで。

しかし、太古の昔に想いを馳せると、そんな提唱者にぴったりな思い当たる職業もあります。それは、卑弥呼のような、占い師です。占いと言っても当時は政治に使われていましたし、彼女も地位の高い人でしたから、その影響力はただならぬものであった事でしょう。

もちろん現代で同じようなことをするのは無理がありますし、「提唱力」に当てはまるのは占いに限ったことではありません。ただ今はなんとなく活力がないと感じているINFJの方でも、時や場所が違えば自分の考えていることや感じていることは、それを伝えるときの人々に思いやりを持った伝え方もあいまって、実はものすごく影響力があるのかもしれない。そういう考えもあっていんじゃないかなと私は思います。

勇気をもって発言すると、提唱力は私たちの強みです。そしてINFJが少数派なのでそれは尚更強みとなります。現状自分の周りにそれを発揮できる場がないだけなんです。少数派なので用意されてないのも仕方がないかもしれません。INFJの私たちですら世の中の大多数に合わせて生きて来たが為に、それがどんな場なのかを明確に思い浮かべることができないのかもしれません。

少し、自分で自分を押さえつけすぎていることに気がついていただけたら幸いです。INFJの皆さんには、もっと自由に、色々なことを表現してもらえたらなと思いますし、表現してもいいんだ、そして表現したいなと思ってもらいたいんです。


みんなの「提唱」が見たい。聞きたい。

私が願うのはタイトルの通りです。なぜなら、すでに表現していらっしゃる方もnoteでたくさん見ていますが、皆さんとっても面白いからです!そしてたぶん他の人に比べると膨大に表現したいことがあり、また巨大な表現エネルギーがあるように感じます。

noteだと文章が多いですが、なんでもいいと思います。「提唱」ができる具体的な仕事は何か、といきなり考えるのではなく、まずは頭の中にたくさん湧いて来た様々な考えやアイデア、未来のイメージなどをぜひに共有してほしいな、と思っているんです。

普段だったら「イメージがあやふやだから」とか「これは実現不可能だから」とか「人に迷惑がかかるかもしれないから」とかで押さえ込んでしまうかもしれませんが、それこそ大事な表現の種です。

イメージがあやふやだからなんですか。イメージはあやふやなもんです。
実現不可能だからなんですか。キリのない穴探しはやめましょう。
人に迷惑ってなんですか。INFJにとって世界が生きづらいものになっている時点でもうすでに迷惑されています。(ちょっと大袈裟に言わないと優しすぎるINFJさんに伝わらないと思っただけなので、怒らないでください)

つまり
「なんだかわからないけれど、自分が南の島に住んで絵の具で夕日を描き続けるイメージがずっとある。」
とか
「なんかお金に替わる何かでみんなが価値を交換している未来が見える」
みたいなもので全然OKです。それすでに提唱になっています。実現する可能性が全然あります。そういうものこそ、内側に溜めておくだけじゃなく外気に触れさせることで自分の中から新たな発見があったり、他人が新たな策を見つけてくれる可能性もあるんではないでしょうか。

また、それをする上で注意しておきたいことがあります。それは、その提唱を適切な場所で行った方がいい、ということです。うっかり自分とは違うタイプの近しい人…例えば親や先生、上司などに話してしまうと、軽くとらえられてしまうか、全く観点の違う方向から反論をされ、せっかくのアイデアが卵の殻のごとくグシャッと潰されてしまう可能性があります。こっちは本気で話したのにもかかわらず。それでは私たちの表現意欲までもが潰されて、今後何も生み出せなくなってしまいます。そんな危険なことはしなくていいです。

そこで、今回はこちらの記事のコメント欄を「提唱スペース」として解放したいと思います!(普通のコメントを書いてくださってももちろん良いです)

なんでも書いてもらって大丈夫です。上記で説明した通り、「あやふやの超適当」な感じで構いません。見てるのはほとんど同じ仲間だと思うので安全です。私も見ます。先に言いますが100%肯定します。これは無理矢理ではありません。皆さんのイメージ/考え/アイデア等がとても面白いものであったり、この世の真理を突くものである確信がなぜかあるからです(11/24 追記:ここから先は返信せずいいねだけつけます!気にせずお送りください〜)。

「全然大したことないんですが…」などという前置きも必要ありません。自分の心に耳を傾けて、どうしてもつけたかったらつけてください。あやふやな部分は「こっから先はイメージありません」などと堂々と言って大丈夫です。「『提唱』じゃないかもしれませんが…」という前置きも不要です。「提唱」は私が言い出しただけなので、あなたのイメージで大丈夫です。 とにかく自分の中にあるイメージ/考え/アイデア等であればなんでもOKです。迷ったら、今まで人には言いづらかったことを優先してもらえたら結構良いのが出るかもです。

あと、これは強制ではありませんので、提唱したくなければもちろん提唱しなくてもいいです。提唱して気持ちいい、なんかスッキリすると思うことだけ提唱してOKです。思い出してください。これは健康法ですから。また、いつか「提唱力」がれっきとした職業になる未来のために、自分の著作物を守っておくのも手です。笑

最後に、ここで私のイメージ/考え/アイデアも共有しないわけにはいきませんので、私も「提唱」しておきます!


音楽の「場」を作るアートディレクション
私、音楽が好きなんですけど、生で音楽を聴く/演奏する場所って、だいたいコンサートホールとかライブハウスとかじゃないですか。あとは路上とか。だけど私はミュージックビデオを観るのがすごく好きで見入っちゃうのが多くて、…例えば森の中で歌ってるとか、家の中でみんなで演奏してるとか。そういうのも生演奏の場として作れたらなーとか考えてました。川のせせらぎや鳥の歌が聴こえる中演奏してもらって、偶然生まれる音があったりしてそれがすごい良かったりとか。寂しい街灯の灯る路地裏で演奏してもらって、それがすごい雰囲気出たりとか。私が好きなアーティストがアコースティック系が多いのでそんな感じのイメージです。私はアートディレクターとしてそういう「場」を作るお仕事をしたり、実際に演奏者として出てみたいなとも思っていました。

こんな感じです。

「実現できないだろ」「人に迷惑かかるじゃん」「具体的でない」…ですって?今はそんなの関係ありません。ここでは提唱することが価値です。膿になるくらいなら、出しちゃいましょう!


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



2023.6追記

INFJの秘密基地を作りました。
詳細はこちら。


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