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外国籍×ハイスキルIT人材の転職支援サービスを始めました

みなさん、にんにちは、こんばんはROYAL AGENTのなかの人です。
この度、外国籍の方でハイスキルなIT人材の転職支援サービスを始めることとなりました!
なぜ始めたかについて、今回は代表の長岡が筆者となってご紹介したいと思います。


外国籍×ハイスキルIT人材をはじめた理由

企業として何か新しいことを始める際に、「ロマンとソロバン」が並立するかという観点はとても重要だと思います。
このサービスは、まさに二つが合致したものでした。そこに至った背景を書いてみたいと思いました。
ロマンは誰にとっての正義か、見る人によって当然見え方が違います。
多少のバイアスや限定的な体験、観念が介在してしまいます。そのため、長岡が自覚したバイアスを持って個人の想い駆動なところが大いにありますがご容赦ください。
ソロバンは、なぜデータ活用領域に特化した弊社で始めたいと思うようになったかを書いてみたいと思います。

学生時代から持っていた課題感

学生時代はアメリカのオレゴンという場所に住んでいましたが、とてものどかで皆が優しい住みやすい街でした。しかし、やはり異国ではあるため、嫌な思いをしたこともありました。それでも留学生も多く集まっていました。
そこで感じていたことは、マイノリティが生計を立てていく難しさ(語学力は当然として、留学生の授業料の高さから就労、等々)、留学生の勤勉さ・優秀さ、そして彼らを惹きつける国の魅力でした。
当時、国内では少子高齢化がニュースで取り上げられるようになり、日本もこういった魅力ある人たちを惹きつける国であればいいのにと漠然と思うようになっていました。
高校時代からリクルートという会社に入る!と勝手に思っていた私は(内定も出ていないのに身勝手な 笑)、そこで何やりたいのかを決められず悶々としていましたが、海外の優秀な人材を日本でプールできる、つまり転職して国内で再生産される仕組みを作りたいとこれまた勝手に決意していました。
最終面接でそれを言ったら白けた反応で流されたことを覚えてますが、なんとかギリギリ入社させてもらえました。
と言うわけで、当時から「海外人材×転職」という考えが燻っていました。

リクルートで学んだこと、感じたこと

最終面接で想いがスベった理由は入社してすぐに気づくことになりました。
当時のリクルートエージェント社は外資サーチファームを買収してはいましたが、メインは国内を見ており、海外よりも”国内における転職エージェントマーケットそのものの拡大”また国内シェアの維持・拡大でした。少なくとも一兵卒にはそのように映ってました。
とはいえ、その後インド駐在でのサービス立ち上げ、Work in Japanというサービスに携わることで優秀なインド人学生を日本の新卒として受け入れるプロジェクトにも参加させてもらえました。

体育館でSPIを受けるインドの学生。ほぼ全員スコア6(国内偏差値60~70)以上だった

結果的に100名近いインド人大学生が日本に渡ることになり、国を越えた機会平等を実現する現場に立ち会えて感動を覚えました。
その後、駐在を終え、帰って呆けていた私に、当時の上司から「お前は政治家になりたいのか医者になりたいのか決めろ」と言われました。つまり、目の前で泣いている子供を見た時に、そんな子を生まない仕組みを作りたいのか、目の前の子を助けたいのか決めろということでした。
おそらく清濁飲み込んで政治家を目指せというメッセージだったと思うのですが、自分の目指したい方向が決めきれず、この二択は私のキャリアテーマになりました。
とは言え当時、転職エージェントというビジネスモデルに少し幻滅していた私は、データを武器にビジネスを最適化させる世界って面白いんじゃ・・と思い、別の道に進みました。

※その後、ROYAL AGENTを設立した経緯についてはコチラの記事参照

データ活用領域エージェントをやる中で感じた限界

データ活用領域は需給バランスが完全に崩れています。
データ活用人材の求人ニーズは多く、求める能力に合致した求職者が少ない状況です。これまでご支援する中で、多くの求人をお預かりするものの期待に答えられないことが多々ありました。高いフィーを提示いただいてもいないものはいない!というもどかしさ。
お客さんの期待に100%答えられないかもしれないが、代替案を提示できないだろうかという悩みの中でソリューションの仮説としてあったのが今回の外国籍ITエンジニアの支援でした。
外国籍ITエンジニアの中には、日本語能力はビジネスレベル以上で優秀なエンジニアの方がたくさんいらっしゃいます。
海外(彼らからみた日本)で働く大変さも原体験を持って共感しますし、それでも日本で働きたいと思ってくれている方たちに、日本人としてとても応援したい・支援したいと思っていました。
それと同時に、この仕事を続けながら、私は政治家と医者を選ぶなら医者になりたいんだなとも思い至りました。

奇跡の出会い

とは言え、上記は着想の一つであり現実的にできるかどうか・・という悩みを持っていました。そんな中、スーパープレイヤーHさん(個人の許可を得てないのでイニシャル)が偶然にも弊社の求人を見つけて応募くださいました。
Hさんは前職で外国籍ITエンジニアの紹介サービスを行なっており、新たな環境でチームを立ち上げたいという思いを語ってくれました。弊社が大事にしたいカルチャーにも共感してくれ、こんなタイミングでこんな巡り合わせがあるのかという思いでした。24年9月中旬にジョインいただき、現在、チーム立ち上げに勤しんでいるところです。
このように、まさか新卒の時に目指したかったロマンをこの年になってソロバンも携えながらチャレンジさせてもらえることになろうとは・・といった思いです。

今の状況について

超突貫でサービス提供に向けて動いています。
全くインフラが整っていない中、Hさんにはストレスをかけていると思いますが前に前に進めてくれています。Hさんスゴいよ。
奇跡の出会いから2ヶ月、入社してもらってからまだ1ヶ月経っていないという・・書いてて改めて驚くくらいのスピード感ですが、おかげさまでご期待をいただけるお客さまも増えています。

最後に

と言うわけで、少しでもサービス設立の背景や思いが伝わればと思います。
このnoteは採用に関わる方、そして今弊社に応募しようか迷っているあなた、また転職サービスに登録しようか迷っている方に向けて書いています。

採用に関わる皆様

外国籍の方でスキルある方は積極的に受け入れているよという方、是非お声がけください!もしくは、受け入れ態勢などに不安があるけれど検討したいという方も気軽にご相談ください。

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