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あと一年をどうやって過ごすのか
高校野球の夏大会予選で敗退して、この夏の3年生が引退した。
試合はとても悔しい内容だった。
高校野球はトーナメントだから、一回一回でどんでん返しが起こればそこで夏は終了になる。
今回は背番号は貰えたけど、出番は無く
3年生の投げている姿を見るだけだった。
ああ、こんなにあっという間に終わっちゃうんだ。この夏を夢見てずっと頑張ってきたのに。
当たり前だけど、甲子園に行けるチームは一つのチームだけなのだから、みんながみんな期間がは決められているんだ。
負けた翌日からはあと一年だけ。
あっという間なんだよね。
昨年の秋から幸運な事に背番号は貰えたけど、出番はなし。
これから秋の新チームに向けてまた背番号の争いがある。
息子と夏大会が終わった後に話をしたときに。
自分は背番号とかそんなんじゃなくて、
どれだけ自分のなりたい自分になれるのか、
誰かと比べるのではなく、自分自身の限界まで挑戦したいといっていた。
普段は無口で自分の感情を表に出さないけれど、私はこれから貴方をサポートしていくのに
限られた時間しか無いのなら、どうやっていきたいのかちゃんと言葉で聞きたい。
それが解ったら、私なりに出来ることは頑張ってサポートするからと話した。
今もずっと上手くいかなくてもがいてる、
親が出来ることなんて正直たいした事は出来ないし、自分で乗り越えるしかないのだから
私が出来る事は身体作りのサポートくらい。
だけど、あと一年しか無いのなら私もあの時こうしておけば良かったって後悔したくないから。
いつも、私は人の心配ばっかりしてしまう。
だけど、自分のたった一人の子供には
いつか自立して大人になっていくのなら、
いましか出来ないことはちゃんとやってあげたい。
私も私で頑張らないといけないんだけどね。
あと、一年。悔いの無い一年を過ごしていこう。