奈良の都の七大寺 / Seven Great Temples of Nara
「ならあそび」の第5作目は、「奈良の都の七大寺」と題し、南都七大寺がテーマです。
南都七大寺は、平城京の時代にとても影響力の大きかった7つの寺院のことです。
東大寺や興福寺はとても有名ですが、7つ全ての寺院とその宗派、成り立ちまではあまり知られていないのではないかと思います。
今回は、個々のお寺の詳細というよりも、平城京という巨大な都市計画とお寺との関係や、現在のまちなかでは実感しにくい当時のお寺のスケール感などを知っていただけるように作りました。
個々のお寺については、また別の機会に。
(FBから直リンクで見ていただいている方は、下の図が拡大できないので見にくいと思います。お手数ですが、画像を保存するか、サファリなどのブラウザで開いていただくと拡大できます。)
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This text is Japanese only, but the documents summarized on this subject are in Japanese and English.
If you can not read Japanese, please see the following English document.
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■日本語 ver. (size: A4)
■English ver. (size: A4)
いかがだったでしょうか。
僕は、郡山イオンより西大寺が大きかったという事実がなかなか想像できないです。
(奈良北部民の方なら同意してもらえるはず)
それくらい、現在の西大寺は小さくなっています。
あと、七重の塔(しかも2つ)があったことも初めて知りました。
大安寺も今では規模は小さくなり、あまり観光地としては有名ではありませんが、病気や癌封じのお寺として有名です。
今回まとめたことで、各宗派の考えや規律、成り立ちなども少し知ることができ、興味がわいてきました。華厳宗が好きです。
お寺を訪れて、その雰囲気を感じるだけでも十分心地よいですが、現代では目に見えないお寺の伽藍やそれを守ってきた方々の思想や歴史を想像すると、また違った趣が感じられそうです。
ちなみに、トップ画は興福寺の南大門跡です。
当時は興福寺の正門として人々を受け入れていた場所ですが、門がなくなった現代でも、お花見のベンチになったり、五重塔の撮影のベストスポットになったり、しっかりと人々を受け入れています。
この写真は、そんな新しい場の価値が見えて、とても好きな1枚です。
やはり奈良とお寺は切っても切れない関係だなと感じた今日この頃でした。
おわり。
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