《CSCS講座(11)》ホルモンの種類
前回の記事では、内分泌の基本構造についてまとめました(詳細はこちら)。
今回は「ホルモンの種類」についてです。
体内には100種類以上のホルモンが発見されていますが、それらはいくつかの種類に大別することができます。
キーワードを中心に学んでいきましょう。
<ホルモンの分類>
ホルモンは大きく分けると、以下の3種類に分類されます。
①『ステロイドホルモン』=コレステロール(脂質)を材料から構成されるホルモン(副腎皮質ホルモン、エストロゲン、テストステロン、コルチゾールなど)
②『ペプチドホルモン』=アミノ酸(タンパク質)が数個から100個以上つながって構成されるホルモン(成長ホルモン、インスリンなど)
③『アミンホルモン』=アミノ酸のチロシンの誘導体によって構成されるホルモン(甲状腺ホルモン、アドレナリン、ノルアドレナリン)
「ステロイドホルモン」は脂溶性であるため、拡散によって筋線維の筋鞘を透過することができます。
透過後の流れは以下の通りです。
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