”お試し編”《CPT講座(1)》「NSCA-CPT」について
*本記事は”お試し版”として【全文公開】をしています。
「NSCA-CPTを取得して、パーソナルトレーナーとして活躍したい!」
この記事は、そう思っている方にぜひ読んでもらいたい内容です。
また「身体・運動・スポーツ関連で、やや難易度のある資格に挑戦してみたい…!」と考えている方にも価値のある内容だと思います。
やや長文ですが全文公開をしておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
<NSCAとは?>
「NSCA」というのは『National Strength & Conditioning Asocation』(全米エクササイズ&コンディショニング協会)の略であり、フィットネス業界においては最大手の団体です(詳細:https://www.nsca-japan.or.jp)。
その団体が発行している資格の1つが「CPT:Certified Parsonal Trainer」です。
これはすなわち、NSCAが発行している「認定パーソナルトレーナー」の資格ということになります。
NSCAは業界内であれば知らない人がいないほどの最大手団体であるため、資格をもっておくと「最低限の知識レベルはもっていること」を証明できます。
トレーナーを目指す方は、ぜひ取得しておきましょう。
<受験条件>
受験条件は以下の通りです。
・出願時に、満18歳以上で、高等学校卒業以上の者または高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)合格者。
・出願時に、高等学校の卒業証明書、または学校教育法が定める4年制大学、短期大学もしくは専修学校の卒業証明書もしくは在学証明書、または高等学校卒業程度認定試験もしくは大学入学資格検定の合格証明書、または学位取得を証明する書類(学位授与証明書、修了証明書など)が必要。
・出願時および受験時に、NSCAジャパンの会員(正会員、学生会員、英文会員)もしくは米国会員であること。
・出願時に有効なCPRおよびAEDの認定を保持していること。
・出願時に有効なCPRおよびAEDの認定を保持していない場合は、受験日の1年後までに、有効なCPRおよびAEDの認定証のコピーを提出すること。
※出願条件は年度によって変わる場合があります。
要するに
◯18歳以上で
◯高校を卒業していて
◯NSCAの会員になっていて(年会費1万円で誰でもなれます)
◯救命講習に参加している(消防署で1日で取得できます)
という条件に当てはまる人であれば、誰でも受験可能です。
当日の試験も「ピアソンセンター」と呼ばれる試験会場で(事前申し込みをしておけば)いつでも受験できます。
(*資格試験のためのパソコンルームのような会場です。日程、時間などは事前に申請できるので、準備ができたら申し込みましょう)
受験費用は「45,200円」です。
安い金額ではありませんので、きちんと準備して1発合格を目指したほうがいいと思います。
<どんな問題が出る?>
試験内容は全て「選択式」です(実技や記述はありません)。
スコアード問題140問とノンスコアード問題15問の計155問で構成されており、試験時間は3時間です。
*ノンスコアード問題というのは、点数には加算されず、今後の試験問題作成の為に活用される設問です。受験者にはどれがノンスコアード問題かはわかりません。
内訳としては
◯クライアントに対する面談と評価(25%):35問
◯プログラムのプランニング(31%):43問
◯エクササイズのテクニック(31%):43問
◯安全性、緊急時の手順、法的諸問題(13%):15問
◯ノンスコアード問題:15問
となっています。
試験時間は十分ありますが、クセのある問題が多く(選択肢のニュアンスが似ていて、どちらも正解に見えてくることがあります)、意外と時間がかかります。
ある程度、細かい部分まできちんと勉強しておいたほうが良いでしょう。
<どうやって勉強する?>
「CPT」は専門学校の卒業試験になっていたり、資格取得スクールにて授業形式で学ぶこともできます。
学生の方や、自営業の方、または転職活動中でお金と時間に余裕のある方は、スクールに通ったほうがいいかもしれません(専門的な身体の勉強を1から始めるという方は特に)。
しかしながら、学校で学ぶという形をとると、費用もそれなりにかかりますし、時間の制約も生まれてきます。
CPTレベルであれば、それなりの覚悟をもって日々勉強すれば、独学で十分取得できると思います。
流れとしては
①NSCAの会員になる(これは絶対条件です:https://www.nsca-japan.or.jp)
②テキストを購入して読み込む(①から購入できます:12,000円)
③受験ガイドブックを購入してやりこむ(①から購入できます:2,000円)
④問題集を購入してやりこむ(①から購入できます:8,000円)
⑤試験当日に向けて、ひたすら②→③→④を繰り返す
という形になります。
<大変なこと>
どの資格試験もそうですが、資格を取るだけでは意味がありません。
しっかりと内容を理解し、資格取得後に中身の情報を活用できるレベルにならなくては、ただの時間とお金の無駄遣いです。
CPT試験に挑戦するにあたり、大変なことは「膨大な情報量をどうさばくか」という問題です。
テキストは全25章あり、711ページにも及びます。
ちょっとした辞書のような厚みがあります。
中身も見開きで4段の文章列があり、細かい文字がびっしりです。
ちなみに私の勉強法としては各単元ごとに何度も読み返し、理解できたら「正」の字を書くようにしていました。
3回で終わる部分もあれば、7~8回かかる部分もあります。
そしてこれをパワポに落とし、キーワードを中心にしてまとめていきました。
それぞれの単元のキーワードを抑え、どのページに何が書かれていたかを説明できるレベルまで落とし込みました。
その後は問題集を解いていきました。
こちらもそれぞれの問題の選択肢部分まで全て説明できるように解きこんでいきました。
*問題集は複製、転載不可となっています。必ずご自身でご購入ください。
ここまでやり込むのに、ちょうど1年半かかりました。
他サイトを見ていると「2ヶ月で取得しました」「半年で合格させます」といった表記もありますが、資格取得はスピード勝負ではありません。
試験日も自分で設定できるため、少し長めの期間をとり、とにかく内容を十二分に理解できるようにしましょう。
<「要点まとめ講座」のすすめ>
…というわけで、相当な時間をかけてキーワードを中心にまとめた資料が手元にあります。
せっかくなので、これをこれからCPT試験にチャレンジしようとしている方々に還元しようと思い「要点まとめ講座」を作成しました。
◯独学で勉強しているけれども、全然頭に入ってこない。。
◯膨大な量に圧倒されて、何から手をつければいいかわからない。。
◯試験直前期で、キーワードを再確認したい。。
という方には特にオススメです。
なにぶん作成に労力と時間がかかっていますから、それなりの価値はあるかと思います。
みなさんの今後のトレーナー活動を少しでもサポートできたら嬉しいです。
どうぞご活用ください。
では最後までお読みいただきましてありがとうございました^^
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