<Vol.25>チラシ配りの極意

皆さんは街中や駅前で「チラシ配り」をしたことがありますか?

実際にしたことはなくても、しているところを見かけたことはありますよね。

ただ”見る”と”やる”とでは大違いです。

「チラシを配る」という行為はとても奥深く、人生において大切なことをたくさん学ぶことができます。


<チラシの配り方>

チラシ配りが嫌い、という人は多いです。

それもそのはず、まぁ受け取ってもらえません…。

受け取らないだけならまだしも、ちょっと怪訝な顔をされたり、迷惑そうに遠回りされたりすることもあります…。

まるで自分の存在価値を否定されているかのような…

そんな寂しい気持ちになると、少しずつ自分の心がささくれだっていくのがわかります。

人は断られることが増えていくと、自分の心を守るためにどんどん心を閉ざしていきます。

次第に人の顔も見れなくなり、近寄ることすらもできなくなります。

すると、

「こんなことをするために今の仕事を選んだんじゃない」「もっと効率的な集客方法があるはずだ」

といった体のいい言い訳が頭をよぎり、この仕事から逃げ出したくなってしまいます(僕自身もそうでした)。


<チラシ配りの極意>

チラシ配りをしていく中で一番きついこと、それは自分の心が廃れていく瞬間に立ち会うことです。

心が廃れると、全くもって配る意欲も意思もなくなります(要するに棒立ちでチラシを差し出すだけの状態になります)。

これは正直最悪です。

完全に心が「無」になって、ただ作業をする状態に陥っています。

大切なのは、チラシ配りという単純作業に対してどんな”感情”をもつかです。

僕は「どうしたら自分が優しい気持ちでい続けられるか」を考えて実践し続けてきました。

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セラピスト特化型の人気コラムです。普段セラピストを教育する立場にある筆者が、セラピストとして大切なことをギュギュッとまとめてお届けします。

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