<Vol.261>コロナ禍で進むセラピストのK字経済
コロナ禍が長引くことで「K字経済」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
これは極端な生活環境の変化によって、活性化する産業と衰退化する産業とが明確になってきたということです。
経済界の問題は「富の集中」にも直結し、お金持ちはよりお金持ちになり、貧乏人はより貧乏になる…という二局化が進んでいます。
そしてこのK字経済問題はセラピスト業界においても同様に発生しています。
要するに
「人気セラピストはより人気になり、そうではないセラピストはどんどん集客力が落ちている…」
ということです。
おそらくこの背景には経済的な負担から「失敗を回避しようとする人」が増えたことがあるんじゃないかなぁ…と踏んでいます。
つまり「せっかく6,000円払うのであれば、より上手な人(コスパのいい人)に頼みたい」という需要が以前よりも強まってきたということです。
<K字経済の上昇気流に乗る>
コロナ禍が長引くにつれて、興味深いデータ取れています。
それは一部セラピストの指名数が大幅に伸び、なおかつ一部店舗の売上が爆増しているということです。
これはまさに前述したK字経済の上側です。
こういった良い側面だけを切り取ると「健康志向の人が増えてきた」「セラピストという職種は今こそ求められているんだ」とも捉えられますが、一歩引いて全体を見てみるとそうではない店舗も大幅に増えていることがわかります。
この違い(勝ち抜いていくサロン・セラピストに共通している部分)は何なのか?ということを調べるべく、先日からいくつかの店舗を回ってきました。
そこで感じた内容が下記の3点です。
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