東京マラソンを走れば「プロダクトマネジメントのすべて」がわかる
どうもこんにちは。電話DX SaaS「IVRy」(アイブリー)のプロダクトマネージャーをやっています高柳(@neveryanagi)です。
釣りみたいなタイトルですいません。
弊社IVRyでは毎年社員の誰かが東京マラソンに参加しているのですが、今年は私が初参戦。しかもフルマラソン初挑戦でした。
昨年の参加noteはこちら。
朦朧とする意識の中、「何かnote書かなきゃ…」と考えていた時、「東京マラソンとプロダクトマネジメント(プロダクトマネージャー)ってすごく近いからみんな出た方がいい」と閃いたので、忘れないうちに書いておきます。
※このnoteは東京マラソン完走のtipでは全然ありませんのでご容赦ください。
※書いてるのはマラソン当日夜です。限界です。
走り続ければゴールへ進んでいく
当たり前なんですけど、そうなんです。
42.195kmって途方もなく長く感じるんですが、足を止めない限りゴールは近づいてきます。
僕もかなりギリギリのペースだったんですが(6時間9分で完走)、坂道辛いところや給水所は大股歩きで誤魔化してました。
プロダクトマネージャーの仕事も、難しいイシューを最初に扱うときは「こんなんわからん!」と投げ出したくなりますが、一つずつイシューを分解して解いていくことでゴールに近づいていきます。
全部を速攻で解けるに越したことはないですが、すぐに解けなくても取り組み続ける姿勢が大事ですよね。
極限状態の中で「前に進む」力を養うことができる東京マラソンを完走したら、プロダクトマネジメントを前に進めていくのなんてもうへっちゃらです。
自分のペースを崩さない
東京マラソン出てみると分かるんですが、自分より遥かに年上の方が僕より全然早く走っていくんですよね。
後ろからスイスイ抜かれていくと悔しさを感じます笑
しかしマラソンは「己との戦い」です。自分がちゃんと完走し切ることが1番重要です。
ここで自分のペースを理解して崩さずに走り切ることができるかが完走の分かれ道になります。
プロダクトマネージャーも、自分以外の優秀な同僚や外部のキラキラプロダクトマネージャーを意識してしまうことありますよね。
ですが向き合っているのは「プロダクトの成功」です。
マラソンで自分のペースを崩さず走り切れる人はきっとプロダクトマネジメントにおいても「プロダクトの成功」にフォーカスし続けることができるでしょう。
事前の準備が8割
ランの練習だけでなく当日の持ち物の観点でも、事前準備が役に立ちました。
マラソンってめちゃくちゃお腹減るんですね。
道中給食エリアもあるんですが、簡単にエネルギーと必要なサプリを摂れるアミノバイタルゼリーはほんと持っていってよかった。
そしてロキソニンはなかったら足の痛みで完走できてなかったかもしれないです。大感謝。
事前の準備もプロダクトマネージャーには必須です。
あらゆる観点を考え抜いて事前に用意しておくことで、プロダクトを安全かつ急角度で成長させることができます。
応援が力になる
東京マラソンは「最後まで応援が途切れないマラソン」と称されており、実際に走ってみると、沿道の観客、ボランティアスタッフの方が絶えず応援を続けてくれて力になりました。
そしてIVRyメンバーも沿道やSlackでたくさんの応援をくれました。
しんどいタイミングで直接応援をくれたことであと一歩を踏み出すことができました。本当にありがとう!
プロダクトマネージャーも1人では絶対に何かを成し遂げることができない職能です。
東京マラソンで得た「みんなで成し遂げていく」感覚は、お客様やチームの期待を力にしながらたくさんの人と一緒に物事を達成するプロダクトマネジメントそのものでした。
ちなみに謎の伝統としてIVRyはレース中にレビュー依頼を投げてくるのですが、今回は案件レビューとNDAのチェックでした。重すぎん?
終わりに
今すぐ東京マラソンに出たくなったそこのあなたはその勢いで申し込んじゃいましょう。
(即断できる力もプロダクトマネージャーには必要です!)
そして、東京マラソンを全力で応援してくれる会社・チームっていいなと思ったそこのあなたはぜひカジュアル面談しましょう。
僕ですか?僕はもう分かったので当分フルマラソンはいいかなぁ…
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