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307/365 2019年『ロマンチックじゃない?』 ロマコメという観点から捉える自己分析。 トッド・シュトラウス=シュルソン監督

『ピッチパーフェクト』でお馴染みレベル・ウィルソンとアダム・ディヴァインという組合せが『ピッチパーフェクト』のスピンオフっぽくて笑えた。

他人に軽く扱われることも甘んじて受け入れているような自己評価の低い「陽気に振る舞う太った親友キャラ」をレベル・ウィルソンが演じている。

「落とし物をイケメンが拾う」とか「曲がり角でイケメンとぶつかる」とかそういった王道のロマンスコメディという価値観を一回解体して再構築し新しいロマンスコメディを定義つけた映画。

この映画が描かれているのはある意味自己内省とか自己分析だと思って観ていて、自分の"なんとなく好きとか嫌いという感性の境界を明確にする事"が自己愛に繋がるのではないかと思えた映画だった。

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