322/365 2003年『モンスター』 環境と選択肢。 パティ・ジェンキンス監督
元娼婦の連続殺人犯アイリーン・ウォーノスの生涯を描いた作品。
そのアイリーンを美人女優と言われる類だったシャーリーズ・セロンが自身の体重の増量と特殊メイクを使用し、惨めと言われる生き方しかないアイリーンを熱演。
子役のクリスティアン・リッチの演技も見所。ある意味、"財産"って環境と選択肢だと思った。
惨めな生き方が悪いとか全く思わないし、豪遊して好きな仲間とワイワイする事が良いとも思わないけど、そういうスポットの当たる生き方は窮屈そう。
選択肢に陰と陽しか無いと何やっても博打だと思う。
だから大切なのは、早いうちから選択肢を増やしておく事が大事だなとこの映画を観て思った。