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『マクロ的な視点で捉えると薄ら見えてくる世界情勢と映画の関連性』
『市民ケーン』(1941)
☆監督
オーソン・ウェルズ
☆出演
オーソン・ウェルズ
ジョゼフ・コットン
ルース・ウォリック
☆STORY
新聞王ケーンが、“バラのつぼみ”という謎の言葉を残して死んだ。新聞記者のトンプソンは、その言葉の意味を求めて、生前のケーンを知る人物にあたるが……。
☆感想
市民ケーンは言わばアメリカンドリームの体現者で、トランプ元大統領の好きな映画といえばこの作品。
本作は1941年に公開されたんだけど、今改めて見てほしいのは情報がありふれた中で、マクロな視点で物事を捉えて、取り組みを考える事の大切さと、メディアによる事実の捏造は、未だにあるのだという事。
二つ目の方から話すと
というのも、今月9月の11日といえば、2001年の9.11同時多発テロ。
9.11は未だにイラクがやったと思ってる人もいるかもしれないが、事実はFOXニュースが世論形成をしたという事実も公にされているが、特に裁かれていないのも事実。
そして最近では、アフガンから米軍が完全撤退したんやーと思ったら、早速イスラム原理主義組織タリバンが全権を掌握したり。
その辺りがかなり複雑で全部を知ろうと思うとごっちゃになりがちかもしれない。
だからマクロ的に世界情勢を捉えるのは重要。それは後半に話そうと思う。
撤退したと思えば、早速タリバンが首都カブールを掌握されたわけで、それにはバイデン氏も思ったより早く、政権を取り返されたそう。
そんなこともあって国民もビビって国外に脱出しようとするが、その様子もタリバンが制圧しようとかなりやばい状況。
余談だけど、、、
そもそもタリバンとは
1979~89年によるソ連のアフガニスタン侵攻に抵抗したムジャヒディン(イスラム・ゲリラ組織の戦士)によって形成され、ムハマド・オマルが1994年にタリバンを創設し、米CIAとパキスタンの情報機関である軍情報統合局(ISI)が、同組織を密かに支援していたと言われている。
さらに、タリバンは「アフガニスタンに安定をもたらす」という約束を掲げて、国民の支持を獲得していったと説明していて、2001年9月11日の同時テロが起きるまで、長年にわたって国際テロ組織アルカイダをかくまっていたり、アルカイダが「テロリストを自由に補充し、訓練し、ほかの国々に配備できる」ようにするための拠点を提供していた。
そして、2001年10月、アルカイダの撲滅を目指すアメリカ主導の有志連合軍が、アフガニスタンへの攻撃を開始。タリバンを権力の座から追放。
だいぶ割愛させてもらったけど
そう言ったアフガニスタンを時系列に見ていくと今どう動いているのかがなんとなく見えてくる。
実際、タリバンには単独で行政サービスを提供する能力はなく、政府職員や医療、人道支援などの各種サービスを提供する組織の協力なしには国を統治できないと。
550万人の難民がいる中で国の医療機関も安定しない。
そこにきたのが中国。
アフガニスタン内部の難民や医療機関の人道機関に手を貸し、側から見ると中国とアフガニスタンが手を組もうとしているようにも思える。
そして今現在、そういった事実が世界で起こっていて、日本がどんな立ち位置にいるか、どう振舞っているかに目を向けると日本が今どういう状況に置かれているかを捉えられる。
と長々と同時多発テロの話をさせていただきました。
映画の話に戻ると
映画『華麗なるGatsby』
『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』
『ソーシャル・ネットワーク』
の下敷きにもなったと言われる最高傑作。
ここから本題に入るのですが
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