347/365 2015年『イングロリアス・バスターズ』 哲学を持つからキャラが立つ。 クエンティン・タランティーノ監督
ビデオ屋の店員だった頃からの目論みでもあった作品。
タランティーノ作品、7作目にして戦争を題材として扱っているわけだけど、事実とはかけ離れた内容になっている。
けどそれが彼らしいし、別に事実を伝えるドキュメンタリーっぽく描きたいわけじゃないし、彼のイケてる世界観のルーツだと思う。
彼の映画愛といい、それらを登場人物のキャラにぶっ込んだタランティーノの美学に、過去作の世界観とはまた一味違った超大作だった。
自己映でタランティーノ作品を扱ったお陰で、またタランティーノを自分なりに捉えられた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?