【作例あり】山に15年前のコンデジを持っていったら意識が変わった話
こんにちは、りょうです。
最近、TikTokやInstagramなどのSNSが火付け役となって
コンデジブームの話を聞く機会が多くなりました。
「RICOH GRⅢ」をはじめとする現行機に加えて
最近はオールドコンデジブームが
Z世代を中心に勢いを増しているそうです。
どうやらハリウッド女優や韓国のインフルエンサーが
使い始めたことが発端みたいですが、
今やSNSを媒介に、高校生から20代といった
若い世代で流行しているみたいですね。
私はコンデジを使ったことがなく、
ブームに対しても「へー」みたいな
反応しかなかったのですが、
コンデジの特徴である、コンパクトさ
そして、機能が限られたオールドテックさ
というのは登山と相性が良いと思いました。
今回ご縁があり、コンデジを借りる機会を
いただけたので、山に持って行ってみました。
どう視点が変わったのか
今回使用したカメラは
「RICOH CX1」というカメラです。
2009年発売のコンパクトデジタルカメラ。
詳細は記事の最後に記載します。
「綺麗に撮ろうという意識がなくなった」
まず感じたのは、いい意味で
綺麗に撮ろうという意識がなくなる
ところでした。
最新ミラーレス機と比べて性能が劣る分
多くを追い求めすぎないと言いますか、
写りの綺麗さやドラマチックさではなく
なんとなく心が動いた瞬間に
シャッターを切れるようになりました。
この桜の写真を撮っている最中
すれ違った人たちに
「あの子桜撮っててえらいね」
と遠目に言われたことが印象に残ってます。
「もうちょっと満開になってから撮りたいんだよね」
「青空が出てる時の方がさくらは綺麗だからね」
そんなことをすれ違った人たちは言っていましたが、
そういったシャッターを切るハードルを下げる
意識を持てるのが、コンデジの良い点だと感じました。
「光に敏感になった」
次に感じたのは
光の方向や強度、そこから作られる影に敏感になった
ことでした。
現行カメラと比較してセンサーサイズは小さく、
ダイナミックレンジも狭いので
その分、白飛び黒つぶれが発生しやすいです。
そういった制限があるからこそ
山頂のダイナミックな風景だけでなく、
道中の柔らかい光から生まれる微妙な変化
にも目が行くようになりました。
「被写体を観察する意識が増えた」
今回貸していただけたCX1は
マクロモードが搭載されています。
RICOHのコンデジはマクロに強い印象を
勝手に持っているのですが、
よりじっくり被写体を観察する癖が
つけられそうなのが良いと感じます。
葉脈のでき方であったり
花の花弁の形であったり
被写体そのものに興味を持てる
ようになっていく感じがしました。
被写体をより知っていくこと
興味どころが増えていくことで
自分の写真の幅も広がるのではないか。
そう信じています。
今回使用したカメラの詳細
前述したとおり、
RICOH CX1というカメラです。
生産終了品ですが、
中古品はまだ購入できるみたいですね。
ざっとスペックをまとめると下記になります。
センサーサイズは
スマートフォンと変わらない。
「それならスマホでいいのでは?」
なんて意見もありそうですが、
スマホのようなオールインワンプロダクトは
撮影に不要な機能もたくさん含まれています。
余計な機能をそぎ落とし
撮影に必要な機能だけをもって
撮影に向き合えるという点が
今回コンデジを使ってみて感じた
メリットでした。
今回コンデジを使ってみて
実際にコンデジを買ってみたくなったので
購入したらまた記事を書こうと思います。
noteを今年から本格的に書き始めて、
自分の考えを文章化することの重要さを改めて感じています。
ですので、今後も写真×アウトドアで
考えや学びを皆さんに共有できればと思います。
(過去記事も良ければご覧ください)
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