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2022年冬アニメ3話まで見て、感想をまとめてみる
こんにちは、ならんはです。
本日のテーマは2022年最新アニメの感想です。
アニメって、3話まで見て決めません?
まあだいたい面白くて最後まで一気見しちゃうんですけど笑
好き嫌いせず見ていきたい自分と好きなものを掘り下げていきたい自分とが葛藤してしまうので、今回は今やってるアニメでAmazonプライムにあるもので、とりあえず3話まで見ていくことにしました。テレビはほとんど見ないので、スマホで通勤中や布団の中などに見れるのが便利なAmazonプライムはおすすめです。
サブスク型でひだまりスケッチが見れるのを探しているのですが、dアニメは配信停止中でした、、、。カナシイデス。
①この着せ替え人形は恋をする
好きが否定されない世界っていいな。ひな人形を鑑賞し会話し愛でることが趣味の頭師を目指している主人公・五条新菜が、過去に「女の子みたいな趣味で気持ち悪い!」と言われたことがトラウマに。ヒロイン・喜多川海夢はコスプレをして推しに変身することが趣味。
理解されない趣味を持っている者同士が引かれ合い、お互いの趣味を理解していく。喜多川さんは見た目に反して(偏見)、自分が同じ状況だからか相手の好きをきちんと尊重できていて、自分の軸を持っているからこそそれをちゃんと相手にも伝えているという点で、非常に聡明ですよね。五条くんはとにかく一生懸命で、他人の喜びのために自己犠牲を厭わない職人気質なところが魅力的です。個人的には喜多川さんのメイクや、五条くんがつくる衣装が綺麗でいいなぁと思いながら見てます。
秘密の共有から始まるというラブコメの典型パターン。最初に選んだのも理由の一つなのですが、続編を今も楽しみにしてます笑
いい話ですが、好きなアニメのタイトルは、声に出して読みたい日本語では決してないので、イヤホンで聴くことをおすすめします。
②明日ちゃんのセーラー服
光と水の描き方が綺麗。線が多いけど、ジブリ(褒めすぎ?)かと思う。あるいはマイクラでいう影MOD。高校生にしてはちょっと幼いなと思ったら中学生でした。素直でまっすぐで、テンポもストーリーもゆっくり進行していく感じが良い。
セーラー服への憧れから、母が仕立てたセーラー服で名門・私立蠟梅学園(母の母校でもある)に合格することを夢見て受験勉強し、めでたく入学した主人公・明日小路。入学式で制服がすでにブレザーになっていることが判明するも、学園長が事情を考慮し、セーラー服で通学できることに。かなり変わったタイプの小路だが、学園の人気者になっていく。各話完結型で、1人1人のクラスメイトと仲良くなっていくことで「友だち100人」を目指していくストーリー。クラスメイトの名前や情報をきちんとノートにメモするあたりマメでいいですよね。
1話でちょっとやめかけたけど、お母さんが花澤香菜さんだし、憧れのアイドル役で斉藤朱夏さん出てるしと思って見てたらいつの間にかハマってました。世代ですね笑
③異世界美少女受肉おじさんと
サラリーマンのおっさん2人が異世界へ転生。もう片方は美少女になって、恋愛感情を抱くかどうかめっちゃ葛藤してる。その駆け引きが全部面白い。
25年も一緒にいる同性の幼馴染がいきなり可愛い見た目の美少女になったら色々追いつかないですよね。最近流行りの異世界転生モノってやつですかね。最近のジェンダー的な内容が反映されてるって感じでしょうか。
「性別って、肉体と精神どっちに宿ると思う?」「俺は、お前が思う方でいいんじゃないかと思うぞ」いわゆる性自認ってやつですね。
主人公がなぜかどこでもドアみたいな能力をもってたり、RPGの仕様になっていたりと、ゲームが原作なのかなあと思うほど(ゲームの知識ないだけですすみません)。異世界転生モノも面白くていいなと思いましたが、積極的にまた見たい!って感じではないですね。日常モノが好きすぎるだけですが…一度見てみるのはアリだと思います。
④佐々木と宮野
BLモノって理解してこなかったんですが、いい勉強になりましたね(?)。BLが好きで女顔が悩みの主人公・宮野が、ひょんなことがきっかけでBL本を勧めたのですが、その先輩・佐々木はそれを否定せず面白いと言ったわけです。まさしく「好き」が否定されない世界ですね。まあ、実際男子校だからといってそういうことが起こるわけではないですが、BLは2次元だから成立するという腐女子の言い分も頷けるかもしれません。まだよく分かってませんが。
平野曰く「バカ」な佐々木だからかもしれませんが、自分とは違う相手に対して、「ヲタクだから」とか「変だ」とか思わず、素直に偏見なく理解しようとしたり、その人の個性や価値観として認識したりすることはとても大切だというメッセージが込められていそうですね。「他者理解」において必要な考え方ってまさしくそれなんですよね。「普通じゃない」とかレッテルを貼らずにその人の個性や価値観として認めていく。そもそも普通って何だという話なのです(多様性ってやつ)。
それってヘテロセクシャルだろうと、ホモセクシャルだろうと同じだと言おうとしているのかもしれません。恋愛に性別の差なし、といいますか。出会い→再会→相手の理解→秘密の共有→「好き」の認識までは3話で辿り着いたように思います。もちろん葛藤はありますし、宮野はBLが好きなだけでそういう趣向はないと言っていますので、それは当然かもしれません。そして佐々木もそれを気にするように接触を控えるなどの行動を度々していきます。ヘテロセクシャルに比べると好きの認識が早かったり、積極的なのかなと思ってましたが。
秘密の共有もそうですが、好きの共有(理解)もいうプロセスもありますね。親交が深まると「好き」の交換法則が成り立っていくのかなと思います。3話で卒業を匂わせるのはなんとも早いですね。
お互いが3話までに「好き」という気持ちを認識して新学期という展開なのは続きが気になりますね。まあ見ませんでしたけど笑
色々とわかった風に書いてますが、多分あんまりわかってないです、はい。
⑤ガル学。Ⅱ〜Lucky Stars〜
2期だから途中からでもいけるかなと思ってたけど、全然行けると思います。子ども向けのアニメです。
憧れの原宿・竹下通りのビジョンに流れるアイドルを推している主人公・山口リナ。ひょんなことからそのアイドルグループへのデビューを目指すガールズ・スタジオへスカウトされることに。ガールズ・ガールズのデビューを目指して奮闘する物語。歌やダンスは未経験の私と、経験者の杉浦ユウラの2人で試練を乗り越えるところからスタート。2話はクレープ屋さんでお手伝い。3話はライブデビュー。経験者のユウラのレベルに引き上げるのではなく、「2人で自由にライブを作り上げること」の大切さを教えてくれました。毎回学びがある構成なのは、小学生向けならではって感じですね。
え、もう30分経ったの?と思ったら15分弱の番組でした笑
「ちゃお」連載の作品なんですね。なんとなくそんな雰囲気が漂っています。曲といい声優さんの声の感じといい世界観もそれです。
おはスタ懐かしすぎですね。朝7時とかから始まるってすごい。
なんとなくラブライブに似てるかと思ったら、京極さんが監修してました。どーりで通じる部分があるわけですね。
⑥CUE!
声優をテーマにしたお話。それだけに、出演されてる声優さんが声綺麗な人多いなというのが第一印象。あと、主人公の女の子が可愛い(昔からアッシュ系髪短めの儚げ女子が好きだなと実感)。冒頭は別のアニメ(彼女らが吹き替え?)から始まり、唐突にリアルに戻るという構成もなんとなく新しい。
1話で主人公・六石陽菜は、鷹取舞花と『ハムレット』の有名な一節の演技をすることに。完璧ではないものの、独創的な演技に2人でなにかを作れたことを実感する陽菜。2話はいきなりオーディションから始まります。陽菜の声優としての素質というかポテンシャルが評価されるようなそんなお話。3話は結果発表。陽菜は残念ながら落選。まあ最初は挫折から始まるというか、いきなり主役とかだったら面白みはなくなりますからね。
そこで始まった新たな企画「プロジェクト・フォーゲル」声優アイドルユニットを選出するというもの。声優をやりながらもアイドルみたいに歌って踊ることも仕事の一つってわけです。気づいたら、陽菜視点ではなくなってしまいましたね。と思ったら最後に陽菜視点。唐突にブルームボールに出演することが決まる陽菜。いい感じにフォーゲルメンバー4人とブルームボール出演組4人に分かれましたね。んー、続きが気になる…
個人的には1話を見たときから、全部見たいなと思った作品でした。声優というコンテンツが好きなのかもしれませんが。キャラクターの成長が感じられそうった思ったのと、最後どうなるんだろうって気になったからだと思います。
Yahoo!ニュースにもなっていましたが、声優さんみんな新人なのですね!おどろき。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ad50d669261da3e0cf38d2c78936919ee5386ed?page=1
⑦からかい上手の高木さん3
ちょっと奥さん、高木さん役の声優さん、「ゆるキャン△」の斉藤恵那役の方じゃないですか!声いいですねえ、ピッタリすぎる。
てか3期なんですね、1期から見なきゃ…これは面白い。日常系なので当然3期からでも余裕でいけちゃう。性格とか精神年齢というか、真逆の2人っていうのがまた面白いんでしょうね。3期まで続いてしまう理由もわかります。
「高木さんめーー!」っていう西片がとりあえず面白くてクスッと笑える。オチみたいに使うなー笑
まとめ
面白いかどうかは見る前に決めつけずに、実際に見てみてからでしか判断できないなって思うことがよくあります。他人の好きを決めつける前に、とりあえず理解してみようとすることはとても大事だなと。
僕自身は日常系とかラブコメを見ることが多いのですが、こうして新しいジャンルを見てみることで、勉強になったなと思います。
国民的人気みたいな言葉も言われなくなって久しくなりましたが、その分好きなことや趣味趣向も多様化してきた現代(グローバル化も一つの傾向ですが)、色々な価値観や人生観を持つ人が周りにはたくさんいます。それをすべて個別に理解していくことは難しいですが、せめて自分と関わりが深い人のは理解していきたいですよね。たとえ理解に苦しんだとしても。
偶然かもしれませんが、そういうことを感じさせてくれるアニメが多かったです。
とはいえ日常系多めなので別のジャンルのも色々見漁って行こうと思います。。。ありがとうございました!