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お茶を点てて、空っぽ
千春さんは、耳が聴こえない。だけど、私は千春さんといっぱい話す。
4年前に、私はすべり症になって歩けなくなり、あらゆる治療をしていた。そんな時、千春さんから「私、助けられるかも。」とメッセージが来た。信じる信じないがあるかもしれないけれど、千春さんに手を当ててもらうと涙が出た。 30歳を過ぎてから聴力を失った千春さんは普通に話せる。声を出して、話すことができる。私は手話ができないので、大きな字で紙
少々って、どれだけ??
昨年度の学生作品を1つ紹介します。
有馬郁奈さんの今まで食べたものでいちばん美味しかったのは、お母さんがお父さんの誕生日に作るチーズケーキ。自分の誕生日はケーキ屋さんのなのに、お父さんにはお母さんの手作り。
(うらやましさもあるのかな?)そのチーズケーキを作るべく、お母さんにそのレシピを聞くと、「バニラエッセンス/レモン汁 少々」と書いてある。少々って、どれだけ?と思いながら、郁奈さんは自分なり
「Kitchen Stories」が完成しました。
昨年度(2021)7月から名古屋市の港まちづくり協議会にお招きいただき、港まちに住む8人のお宅へ伺い、そのウチの定番料理を教わって一緒につくったり、食べたりしながら話したことを記録した「Kitchen Stories」ができました。
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希望される方に(おひとり1冊)お贈りいたします。
下記フォームからお申込みください。
https://www.minnatomachi.jp/event/tsuk
ねこじゃらしと、風。
港まちに住むひとたちの台所におじゃまして定番料理をおしえてもらうプロジェクトだが、今回はきっさ姉妹さんで人気メニューの作り方をおしえてもらう。
毎回、そのお宅へ向かう途中に草花をみつけて、ブーツの形をした白くて小さな陶器の花入れ「リトル・ブーツ」に活ける。この日はポットラックビルのプランターから1つ、先がピンクの葉っぱを摘んだ。きっさ姉妹に着くと、小柄で品のよい藤井ひろこさん(81)が出迎えてく
あれもこれも、食べる。
港まちづくり協議会では、大きな道路添いの花壇で街の人たちとハーブガーデンを作っている。7月、市橋さん宅へ伺うときは通り道のガーデンでローズマリーを摘んで、定番料理を教わりながら、追加メニューとしてじゃがいものにんにくローズマリーソテーを作った。
次の石田さんちへは、アップルミントと、チェリーセージを摘んで行った。古橋くんが持ってきた桃にヨーグルトとミントをのせて美味しいデザートになった。ビニちゃ
ひとの話を聞いたら、世界とつながった
港まちに住む人の台所で、そこんちの定番料理を教わりながら一緒に食べて、会話を記録するプロジェクトの経過報告です。
〜ひとの話を聞いて何になる!?〜というサブタイトルで始まりました。これまでに5人のキッチンへ伺いましたが、いくつかをご紹介。
7月最初に訪問した市橋さんは、37歳で離婚後に看護師の免許をとり、ケアマネさんを経験したあと退職、両親を見送った。古民家暮らしに憧れて、終の住処を探して岐阜の
うちの定番料理をおしえてください。
ずっとやりたかったプロジェクトが始まりました。
毎日、地球上で20億人ぐらいごはんを作ってる。
いろんなお宅へうかがって、そのウチの定番料理を一緒に作ったり食べたりしながらの会話を本にしたい。
と、港まちづくり協議会(名古屋)の古橋敬一さんと児玉美香さんに話した。(場所:喫茶姉妹)
「港まちランデブー」
本原さんからは、「わー、おもしろい」と言う言葉がたくさん聞こえてくる。
え?ナニナニ?目を向
オレは、このステーキ肉を買う。
ずいぶんと前回の投稿から間が空いてしまったので、閑話休題。この授業をやってきた中で面白かった作品を紹介して、始めるきっかけを作ります。(授業の進め方はこちらを参照。)
2019年の学生・浅利瑠輝也くんは大学の近くで一人暮らしをしていた。必要のない情報かもしれないけれど、彼が母子家庭で育ったこと、母さんにとても感謝していて、早くラクをさせたいと言ったのを何度か耳にした。
瑠輝也くんが今まで生きて
食べることから、見つけたこと。
「今まで生きてきた中で一番おいしかったもの」をそれぞれのキッチンで、料理して、どんなことが気になったか?学生ひとりひとりに聞いてみると、
「夕飯がすごく楽しみで、いつもおいしい!おいしい!って母に言ってたんですけど、私が作ったものを母がおいしい!と言ってくれて、すごく嬉しかった。初めて食べさせることの喜びを知ったんです。」とか、
「豚汁を作るのに、めちゃくちゃ時間がかかったんですけど。スーパー
わたしの口に刺身が届くまで
2006年の暮れ、祖母が自分で咀嚼ができなくなって、点滴になって3日で逝ってしまったことをきっかけに、「わたしの口に刺身が届くまで」と言う授業をやっています。
【授業の進め方】①5人1グループで「私の口に刺身が届くまで」を模造紙(1091mm×788mm)に、図解。
②各グループごとに、描いた図を発表。
③一人ずつ、気になったことを調べてみる。
④気づいたこと、みんなに伝えたいことを表現する。
今まで生きてきた中で、いちばん美味しかったものを作った。
10月29日(木曜日) 15:00〜18:00
学生22人が自宅のキッチンで「今まで生きてきた中でいちばん美味しかったもの」を作る材料を用意して、zoomで参加。
自分で作ってみたら何かわかるかもしれないと、昨年から学生さんたちと調理を始めた。いつも家族が使う台所には、塩、醤油、酒、味噌といった基本的な調味料があり、冷蔵庫にはジャガイモやタマネギ、にんじんと常備食材も揃っている。学食の隅にある簡
2020年版「わたしの口に刺身が届くまで」
2006年の暮れ、祖母が自分の口で咀嚼ができなくなり、点滴になったとたん3日で逝ってしまったことをきっかけに、専門学校と大学で「わたしの口に刺身が届くまで」と言う授業をやってきました。
14年目になります。私自身もたくさんの気づきがあって、一度まとめることにしました。
コロナ禍で、人との接触を少なく、家で過ごす時間が増えた。それでも食べるものはいつだって必要で、テイクアウトやuber eats、