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#TM002.21-六月時間利用報告書

始めに

こんにちは、ミタライアヒルです。
五月時間利用報告書を書き終わったばかりなのに、あと1日で八月になります!
六月時間利用報告書はなかなか進めなくて、アセルアヒルです。

六月は五月後半に引き続き、週末はどこへも行けない1カ月でした。
標本作業が休みに入る前に、「休み期間中、アカエリカイツブリの交連骨格を作ろう!」と計画しながら、骨と道具を家に持ち帰りました。
1か月経っても、アカエリカイツブリの骨は未だポリ袋から解放されていません!
この光景、どこかで見たことがあるようですね。
学生時代、夏休みが入る前に、「よし!この夏休み、いっぱい本読もう!」と完璧な読書計画を立ち、図書館から本を何冊も借りてきました。
結局、1冊も1ページも開いてないまま、夏休みが終わりました。

大人になっても、こういうところは変わっていないですね。

因みに、五月に「シロエリオオハム」と記録していたけど、同定ミスだと七月に発覚しましたので、「アカエリカイツブリ」へ訂正しました。

アカエリカイツブリの交連骨格の野望は破滅しましたけど、時間日誌を巡ったら、勉強は割とちゃんとしていたようです。

六月後半から、リラックスモードに入り、睡眠時間がぐっと上がりました!

六月の最終週、活動再開の連絡が来ました。
そろそろ骨格標本に全集中モードに切り替えないといけませんね。

それでは、六月の時間使用状況を振り返ってみましょう。

第一章 今年の概要

1.1 月次推移

今年の六月までの毎月の「注意力変更回数」と「時間流動」をざっくり見てみましょう。

1.1.1 注意力変更回数

図1の「注意力変更回数」から、六月は注意力変更の回数が多い月だと分かりました。
明細を確認したら、六月は1526回でした。

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図1

合計だと、毎月の日数に影響されやすいので、毎日の平均注意力変更回数はどうでしょう?

毎日の平均の表(図2)から、やはり六月はすごいです。
平均で毎日注意力変更回数は51回でした。
それに、「第二時間」と「事務時間」の変更回数も新記録です。
「中心時間」は多くないですけど、五月に比べ、回復状態だと思います。

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図2

1.1.2 時間流動

「中心時間」、「第二時間」と「事務時間」、この3つの時間項目の月別の図3から、六月の「中心時間」の利用時間は減少している一方、「第二時間」は増えたことが分かりました。
「事務時間」は五月に比べて、少々減りましたけど、全体的にこの半年間は上昇傾向です。

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図3

ギザギザ線の「事務時間」をもう少し掘ってみましょう(図4)。
五月では、断捨離の時間を設けましたので、「事務時間」は400時間台を突破しました。
六月は落ちましたけど、断捨離は未だ終わっていないので、やはり400時間を上回っています。
この部分の時間は月ごとに変動は激しいです。

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図4

「先月は結構使いましたので、今月はこの部分を抑えよう」と今月の「事務時間」は減りましたけど、「やはり今月は抑えすぎましたので、来月は緩めよう」とまた翌月再び増えました。
無意識のうち、きっとこのような「事務時間」のシナリオを作ったのではないでしょうか?(笑)

1.2 五月との比較

五月と六月だけを比較したら、変動が激しい項目は「中心時間」と「事務時間」だと一目瞭然です(図5)。

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図5

六月は五月に比べ、「中心時間」は17時間50分、「事務時間」は15時間57分減りました。

明細を見てみると、偏差が3%を超えたのは「標本解剖」、「占生態位」と「勉強大好」です。
「標本解剖」は61時間53分、五月に比べ8%減りました。
一方、「占生態位」は25時間22分で4%、「勉強大好」は19時間30分で3%増えました。

五月時間報告書にも言及しましたけど、五月の前半と後半の生活様式は全く違います。
五月の上旬は週3~5回で、標本作業を楽しんでいた一方、下旬は休業モードになり、家で断捨離をしました。

六月は、1ヵ月間の休業モードです。
それに、断捨離も終わることから、「中心時間」と「事務時間」は潮が引くように減少しました。
そこで、「引いた」時間は全部「第二時間」に流れ込みました。

因みに、冒頭にも書いたように、六月の後半はどうもリラックスしすぎで、怠け者になったような気がします。

睡眠時間が嘘のように計画より多かったし、ゲームをやったり、動画を見たりしていました。
そこで、「第二時間」の中、「娯楽時間」は爆増したのではないかと思い、明細を確認したら、まさか五月より58分間減少しました!
本当に増えたのは「勉強大好」の時間で、なんと、19時間30分も増やしました!

記憶だけを頼りにし、六月を振り返ってみたら、遊びばかりをしていたと自分を責めるかもしれません。
時間を記録しているからこそ、自分が本当に何をどれぐらいの時間をかけてやっていたのかを知り、「六月の後半は遊んでいたけど、前半はちゃんと勉強していたよね」と自分を許し、前向きになれます。

第二章 六月概要

2.1 六月のFlagの完成状況

六月を分析する前に、五月時間報告書の最後に立てた六月の計画の完成状況をチェックしてみましょう。

1. 断捨離を終わらせます。残りは要らない雑誌を処分すること。
進捗:完成。
一言:すっきりしました。

2.  アカエリカイツブの骨格標本を組み立てること。
進捗:未完成。
一言:ポーズをデザインしただけです。

3. 解剖記録を電子化にすること。
進捗:未完成。
一言:膨大な解剖記録なので、1ヵ月で終われないと後で気付きました。
「どれぐらいやるか?」という具体的な量を書くべきだと思います。

4. 自由研究で、雲について探ってみたいです。
進捗:完成。
一言:雲の研究計画を立ちました。次は目次比較とキーワード探すことです。

5. ドイツ語の勉強を始めます。
進捗:完成。
一言:申込完了しました。7月からスタートです。

6. Switchもそろそろ着きますので、家でリングフィットアドベンチャーはいよいよスタートです!
進捗:完成。
一言:リングフィットアドベンチャー、想像よりきつかったのです!

以上、六月の計画の完成状況でした。
以前と比べ、完成率が意外と高いです。「Time Management Seminar」のおかげでしょうか。

六月には新しく週間計画方法を導入しました。
五月の時間の利用状況から、六月の後半の時間予算を作ってみました(図6)。

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図6 あちらこちら中国語でお許しください(笑)

計画は完璧そうに見えましたけど、実際はどうでしょう?
第23週(5/31~6/6)から(6/21~6/27)の時間利用状況(図7)から見ると、「中心時間」は上昇傾向です。
「第二時間」は減少傾向です。
「事務時間」は波がありますけど、全体的に穏やかでした。

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図7

もっと詳細なところに突っ込みましょう。
予算表は中旬に作りましたので、上旬の2週間(第23、24週)は大きなずれが発生しました(図8)。

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図8

下旬の2週間の変動は落ち着きました(図9)。

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図9

第25週の「1.2 占生態位」は爆増し、25時間6分に達しました。予算より15.3%増加しました。
「1.2 占生態位」のおかげで、第25週の「中心時間」は4週間の中、唯一の予算オーバーの週になりました。

第26週になると、「中心時間」と「2.6 勉強大好」が暴落しました。
「3.1 睡眠時間」は奇跡的に予算より2時間51分多く、この週の毎日平均睡眠時間は8時間18分でした!
毎日の理想の睡眠時間は7時間ですけど、やはり寝すぎでしたね。

次、3つの時間項目を分けて、時間利用状況を見てみましょう。

2.2 中心時間

図10は4週間分の「中心時間」の内訳です。

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図10

「1.1 標本解剖」の時間は上昇中です。
作業再開のウォーミングアップとして、いい感じだと思います。

「1.4 附加工作(その他の作業)」の時間は主にZoteroの整理で費やしました。
興味のある本や論文、ウェブサイト等を全部Zoteroに入れましたけど、Inboxの整理は追いつけませんでした。
もう整理しないとやばくなりますので、断捨離の勢いで、Zoteroの整理を終わらせました。

「1.5 永住計画」の項目になると、少し悲しくなります。
早く永住権を取って、ドイツへ留学するつもりでした。
高度人材というビザを申請する時に、今の仕事は院生時代の研究と関係ないことから、申請が却下されました。
そこで、高度人材ビザを取らないと、早目に永住権を取れませんし、もちろん、留学計画も先延ばしにならざるを得ません。
悔しいですけど、先延ばしになった時間はしっかりドイツ語を身に付けましょうという神様からのお告げかもしれませんね。

ここで、変動が最も激しい「1.2 占生態位」をもっと詳しく見てみましょう。
前にも述べたように、第25週はピークを迎えました。
「1.2 占生態位」の一番の「貢献者」は「写写博客(ブログを書くこと)」です(図11)。

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図11

「Time Management Seminar」が終わった後、日本語バージョンの時間報告書を書くために、ブログをはじめてみたいと思いました。

しかし、翻訳と編集は想像より遥かに時間がかかりました!
ブログの為の15時間57分はただの文章作成の時間です。
他に、アイコン(図12)をデザインしたり、イラストを描いたりする「絵の創作」は6時間8分もかかりました。

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図12 お気に入りのアヒルの骨格Tを着るミタライアヒルです。

2.3 第二時間

六月の後半はずっと遊んでいたと思っていますけど、「第二時間」はまさか減りました!
半信半疑で、明細を確認したら、なるほど!6月の上旬は「2.6 勉強大好」に結構力を入れました。
しかも折れ線の中、変動一番激しいのは勉強の時間です(図13)。

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図13 

六月だけではなく、五月も「第二時間」は勉強に時間に左右されました。
ここで、もし勉強した内容がリサイクルできるなら、「2.6 勉強大好」は「中心時間」に入れてもいいのではないかと考え始めました。

時間の分類を調整する時期また来ましたね。

勉強時間以外、「2.2 娯楽時間」も変動が激しかったです(図14)。

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図14 第二時間の明細、赤いのは注文する項目です。

六月の最終週まで、毎週の娯楽時間の変化はあまりないですね。最大時間の2時間24分と最小時間の1時間36分とただ48分の差です。
しかし、第26週になると、娯楽時間はグーっと6時間56分まで伸びました!

Switchが襲来し、抵抗なしでゲームをやりました。
しかも、週末に家でゴロゴロしながら、ビデオを見る時間も長くなったと感じました。
娯楽時間の爆発に対し、心の準備はありますけど、まさか6時間も使っちゃったとは、びっくりドンキーです!

とは言え、リングフィットアドベンチャーはかなりやばいゲームです!
体力に自信が90%あるのに、ドラゴンと1回目の対戦ですぐへとへとになりました。
半年間をかけ、もしやマッチョアヒルになるかもしれませんな。

勉強と娯楽の時間の他、「2.5 精神食糧」の「普通読書」の時間も勢いを見せました。
最終週まで毎週平均21分の「普通読書」の時間でしたけど、第26週になると、2時間11分まで増えました。
高度人材を申請する時の待ち時間のおかげです。

六月は美容室へ行き、髪をピンクに染め直しました。
美容室へ行くのは偶数月の恒例行事なので、六月の「2.12 其他雑用」(他の用事)の時間は増加しました。
普段2時間がかかるカラーですけど、美容師のお姉さんと話が盛り上がり、今月の美容室の時間は3時間41分まで登りました(笑)。

2.4 事務時間

「事務時間」のグラフを見てみますと、全体的安定しております(図15)。

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図15 「事務時間」の項目を適当に訳しました(笑)。

しかし、にょろにょろになっている項目もあります。
それは「3.6 時間統計」です。

「事務時間」の明細(図16)を見ますと、「3.6 時間統計」は第24週で14時間19分がかかり、ピークを迎えました。
第2位の26週目より8時間57分も多かったです。
時間データを入力する「時間統計」はあまり変化ないですけど、分析し報告書を書く「分析報告」の時間は変動が激しかったです。

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図16 「事務時間」の明細です。

第24週は「Time Management Seminar」の期間中で、ちょうど五月時間報告書の作成時期でもあります。
それに、五月時間報告書の分析項目を一新しましたので、慣れるまで時間がかかりました。

第26週の「3.1睡眠時間」は58時間8分に達しました!
今年初めて週間予算より多かったです。めでたしめでたし~
「3.3 身支度等」の「洗澡泡澡」(入浴時間)と「3.7 其他事務」の「前序時間」(作業開始前及び終了後の整理整頓の時間)もこの週でピークを迎えました。

やはり、第26週はリラックスの週ですね。
標本制作の活動が再開する前に、もうちょっと休みたいと本音が出したかもしれません。

第三章 六月の分析

3.1 標本解剖:情報カードの電子化

人生の目標としてやり続けるつもりなので、「中心時間」における「標本解剖」は毎月欠かさずチェックします。

六月はずっと家にいましたので、骨のスケッチと解剖記録の電子化をメインとしてやっていました(図17)。

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図17 六月の人生目標の達成状況。

アカエリカイツブリの交連骨格は1%しか進んでいませんでした。
ポーズのデザインをしましたけど(種の変更により、やり直さないといけないけど、これは七月の話)、組み立てる直前に、目の前の個体と沸きました。
同じ水鳥なのに、涙骨の形は随分違いますねと感心しながら、「術式変更」し、交連骨格より先に骨の比較のスケッチをやりました。

ハシボソミズナギドリの頭蓋骨の観察は2時間8分もかかりましたね。
尊敬するソビエト連邦の昆虫学者であるリュピシェフ氏が机の前に昆虫を同定する姿が目の前に浮かび上がります。

一番時間がかかったのは解剖記録の電子化です。
今までの解剖記録は全てB6サイズの京大式情報カードに書いてありますけど、今後もし論文を書くなら、電子版の方が使いやすいと考えた上で、六月から、記録の電子化を始めました。
日本語で解剖記録を書きましたので、Zoteroへの書き写すと共に、文の修正もやりました。

大変でしたけど、大事な記録なので、こつこつやるしかないですね。

3.2 睡眠時間:睡眠質も大事

六月の睡眠時間は暴れています。
毎日平均7時間46分、予算時間より46分も多かったです。
図18は毎日平均睡眠を月単位での変動を示しています。

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図18

もちろん、この時間は夜の睡眠だけではなく、昼寝の時間も含まれています。

お昼後、20分から30分の昼寝は六月に徹底的に実施しました。
昼寝のおかげで、午後になっても頭がすっきりでした。
昔、よく仕事途中眠くなり、トイレで仮眠をとることも六月に一回もなかったです!

この時間管理法を人生最後まで使っていたリュピシェフ氏の仕事のルールの一つは「疲れたら、すぐ休憩を取ること」です。
頑張って、疲れている脳と体を働かせるより、体のリズムと合わせ、疲れたら休み、休むならちゃんと休んだ方が効率的だと思います。

睡眠時間は長くなったとはいえ、快眠度はそれほど良いとは思いません。
朝起きたら、頭がぼんやりすることが六月によく感じています。
それと、去年引っ越す前、朝5時になるとすぐ起きれますけど、今はなかなか難しい。

そこで、睡眠アプリを使って、快眠度をチェックしてみました。

図19は月別で毎晩平均睡眠時間です。
図20はそれに応じた快眠度です。
一月から四月まで、睡眠時間と快眠度は正の関係があると見られます。
しかし、六月になると、睡眠時間が増やしている一方、快眠度が落ちていることが分かりました。
しかも、一番悪い数字を出したのも六月です。

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図19

画像19

図20

長く寝るとは言え、必ずしも快眠度が高いとは限りませんね。
睡眠質をアップすることはこれから一つの課題になります。

3.3 精神食糧:恐竜まみれ

非通勤時間の読書の時間が増やしたおかげで、六月の読書時間は今年の最多となりました。

六月の読書リスト(図21)を見てみますと、読んだ本のテーマは恐竜であることが圧倒的に多かったです。

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図21 「交通読書」と「普通読書」とダブった本はありますけど、やはり恐竜は最上位ですね。

六月読んだ本の中、一番お勧めする本は『いまさら恐竜入門』です!
文章はとても読みやすく、解説も分かりやすいです。
最大な魅力はマツダユカさんが描いた4コママンガです。
恐竜を擬人化し、個性も与えました。
本を閉じてもどんな恐竜がどんな特徴を持つのかはすぐ思い出せますね。

一押しはティラノサウルスの親子です(笑)。
ティラノサウルスのチビちゃんはしゃべれますけど、なぜかお父さんは「グォ~」しか声を出せません。
それに、チビちゃんとお父さんのライバルであるトリケラトプスと普通に仲良く会話するのことは面白いです。

他に、色々な個性豊かな恐竜も登場します。
マンガを読みながら、恐竜のことを覚えるなんて、最高ですね。

この本、老若男女問わず全世代向けの恐竜入門書だと思います。

因みに、五月末、恐竜の本が何冊も買いました(図22)。

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図22

恐竜の本を読んでいるうちに、今まで鳥類標本を製作する時に浮かんだ疑問は、もしかしたら恐竜が答えてくれるかもしれないと気が付きました。

それに、日本語で覚えにくい恐竜の名前はやっと、いくつか覚えられるようになりました。
すごくハッピーです。

第四章 七月の計画

七月の計画と言っても、あと1日、七月が終わりです!
でも、一応、月初に書いた計画を羅列します(笑)。

1.七月から、また学校へ行けるようになりましたので、週1個体のペースで、標本を解剖するつもりです。

2.解剖記録を情報カードから電子化にすることも今月引き続きやります。
(週4個体と目標設定しましたけど、実は……七月時間報告書で反省します)

3.ドイツ語、7月6日から正式的に勉強スタートです!
五年間かけて、C1レベルに到達したいと思います。

4.7月15日まで、今年の上半期時間報告書(中国語)を出します。

5.六月時間利用報告書(日本語)を公開します。

6.『100日間生きたワニ』を見に行きます。

因みに、『100ワニ』の中、一番好きなセリフは、死ぬまであと97日の日、ワニが言っていた「気を付けないと、死んじゃうよ」です。

最後までこの時間報告書を読んで頂き、ありがとうございます。
また七月の時間報告の時にお会いしましょう。

-------------------- THE END---------------------

六月時間統計:8時間10分

中国語原稿:2021年07月06日
所要時間:7時間47分

日本語翻訳:2021年07月30日
所要時間:6時間45分
修正時間:1時間22分
見出しイラスト:17分

文字数:7660

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