
#TM001.21-五月時間利用報告書
始めに
初めまして、ミタライアヒルです。
二〇二〇年八月から、一日二十四時間自分が何をしていたのかを毎日欠かさず記録してきました。
時間記録はもう私の習慣になり、食事、睡眠と同じレベルです。
同じ年の十月から、毎月の時間利用状況をレポートの形で書き始めました。
八ヶ月間の時間報告書を書いてきましたけど、今年の五月の時間報告書は時間分類の変更が幾つかあり、分析方法も変更しました。
五月の報告書を作るのは9時間55分をかかりましたけど、それを日本語に訳すのは大変でした。
そして、この記念すべき、時間利用報告書の日本語バージョンは、修正を含め、なんと12時間14分もかかりました!
本報告書の構成:
第一章、今年の一月から五月までの「時間利用状況」と「注意力変更の回数」に着目し、自分なりの言い訳で解析を行います。
第二章、範囲を縮小し、四月と五月の時間利用を比較し、五月の時間利用の増減を把握してみます。
第三章、気になる時間項目に着目し、それらと関連のある時間項目を含めて解析してみたいと思います。
第四章、六月にやりたいことをざっくりと羅列します。もう六月の後半になりましたけど。
アヒルの五月のテーマは「一息つく」です。
再緊急事態宣言で、博物館のボランティア活動が中止することになりました。
塞翁が馬、それをきっかけに、断捨離をはじめました。
おかげで、私は今、清々しい環境でこの文章を書いております。
五月までバリバリやってきた標本解剖が中止になるのは悔しいですけど、人生はずっと前に進むわけではありません。
偶に今のように、一息つく時間も大事ですよね。
止まり、振り返り、整え、再出発のサインを待ちます。
第一章 今年の概要
1.1 月次推移
今年の五月までの毎月の「項目別時間利用割合」と「注意力変更の回数」をざっくり見てみましょう。
図1を示しているのは毎月の「項目別時間利用割合」です。
図1
二月の「第二時間」と「中心時間」、五月の「事務時間」と「中心時間」の変動が激しかった一方、他の月の変動は穏やかでした。
「注意力変更の回数」(図2)を見てみますと、二月は注意力変更の総回数は一番低く、合計1260回でした。
図2
少ないなと思ったところ、二月は28日間しかない、つまり「注意力変更の回数」は日数に影響されやすいと気付きました。
そこで総数より平均を見た方が分かりやすいと思い、「注意力変更の回数」を毎月の日数で割ってみました。
一月は46.9回、二月は45回、三月は49.5回、四月は49回、五月は45.5回でした。
一番多い月と一番少ない月の差は毎日4.5回のことから、それほど大きい変化はなかったですね。
大まかに言うと、今年、毎日の注意力変更の総回数は45~49回です。
項目(「中心時間」、「第二時間」と「事務時間」)別でも、毎月の増減はそれほど大きくありません。
但し、五月の「中心時間」の減少幅は少々大きかったです。
以上2つの点から、二月と五月は少し「変わっている」月だと思います(肉眼だけで無責任の分析)。
なぜこのような変動があるのでしょう?
時間日誌と日記をめぐってみたら、答えはすぐそこに!
二月は中国の旧正月休みがあります。
勤めている会社は中国系会社なので、6日間の休みをもらいました。更に、私は2日間の有給を取れましたので、合計8日間を休みました。
私は大学の博物館で標本作りのボランティアをやっております。
標本作りは人生の目標として生きていきますので、この8日間は私にとって、標本に専念できる大事な休日です。
なので、この大事な8日間を全部「中心時間」に捧げました!
作る時、全集中モードに入りますので、注意力変更回数は低くなります。
また、8連休の間、睡眠と食事(「事務時間」に属する)を除き、ほぼ解剖室にいましたので、娯楽や社交時間(「第二時間」に属する)は減りました。
旧正月休みは二月の時間と注意力の変動の主な原因だと思います。
五月の変動の原因は2つあります。
一つはゴールデンウイークです。とは言え、うちの会社では休みはありません(残念顔)。
しかし、ゴールデンウイークの中、日本でも中国でも休みに入りましたので、会社にいてもやること殆どありません。
そこで、私は2日間の有給を取り、土日と合わせて、4日間解剖室で作業していました。
もう一つの原因は緊急事態宣言です。
4月は普通に活動できましたけど、五月の下旬に入ると、単独作業でも博物館に入れなくなりました。
そこで、第20週(5月17日から)から、私の標本作りも暫く「休業」に入ります。
以上の2つの原因によって、五月の「中心時間」はかなり減りました。
一方、「休業」をきっかけに、土日を利用して、私は断捨離を始まりました。物との向き合いもかなりの集中力が必要なので、標本作りと同様、土日における注意力変更の回数は少ないです。
五月の詳しい分析は「第二章 五月の概要」と「第三章 五月の分析」で行います。
1.2 四月との比較
これから範囲を縮小し、前月(四月)と比較してみます。
図3から、前節が述べた五月の「中心仕事時間」の減少がはっきり分かります。38時間42分(6%)も減少しました。ショックです。
図3
しかし、予想で増やしたはずの「第二時間」は殆ど変わっていません。偏差では1%、五月は四月より0時間58分が減少しました。
「第二時間」の中、四月に比べて、「娯楽時間」は8時間29分、「勉強大好」(学習時間)は12時間33分も増やした一方、「人間接触」(社交活動)は12時間32分も減りました。
「勉強大好」が増やしたのは、新しい習い事(「Time Management Seminar」)が始まることです。
「人間接触」では、四月は、ボランティア活動の後、みんなと一緒に食べに行ったり、しゃべったりしていました。
しかし、五月に入ると、活動中止と共に、団員との交流がゼロになりました(泣)。
また、「Knowledge Management Seminar」というゼミナーに参加したので、グループチャットでは4月は7.5時間位を使いましたけど、5月はそのゼミナーが終了するとともにグループチャットの時間も少し減りました。
「中心時間」で削られた時間、全部「事務時間」に入りました。なんと63時間40分(7%、丸一日)の増加でした!「第二時間」も1%道連れされましたね。
増加幅が一番激しいのは「家事野郎」(某番組をネタにした家事をする時間)、約36時間増やしました!さすが断捨離の力です。
「睡眠時間」は4月に比べ、17時間27分増やしました。いい感じです!
以上、今年の概要でした。
これから、五月の分析に入ります。
五月にあたる週は第18~23週(6週間)です。
但し、第18週は2日間、第23週は1日間しか入っていないので、この3日間を割愛し、第19週から第22週(丸ごと四週間)を分析します。
第二章 五月の概要
週間で見ますと、減少傾向を示しているのはやはり「中心時間」です。
「第二時間」は急に増え、また減り、最終週は再び増えました。
「事務時間」は「第二時間」と逆で、対称性にも見えますね。
図4. 第19~22週、項目別時間利用状況です。
次、3つの時間項目それぞれの利用状況を探ってみましょう。
2.1 中心時間
図5を見てみましょう。
図5. 「占生態位」は自分のあらゆる可能性を示す時間項目で、生態系用語の「ニッチ」と似ていると思います。
第19~21週、「標本解剖」は毎週の「中心仕事時間」の50%を超えました。
1.2で述べた「Knowledge Management Seminar」で、私はTAをやっていました。TAの仕事は自分の一つの可能性として、「占生態位」に入れました。
このセミナーは第19週まで開催していましたので、第19週は緑が見えます。
一週間休んで、「Time Management Seminar」のTAを始めましたので、第21、22週は緑が再び増えました。
しかも第22週の殆どはTAの時間ですね。
オレンジの「知的生産」では、増減が激しく見えますが、利用時間を見てみますと、毎週平均1.5時間位を使っています。
図6は五月の「知的生産」の明細です。
図6.
情報カードを書く(「書く禿げ」)のはメインで、4時間12分を使いました。
そして、書いたカードをもとに、エッセーを一篇書きました。
5月20日にこのエッセーを発表するつもりでしたけど、エッセーの原稿は日本語です。
中国語に訳すのは面倒くさくなり、結局現時点でも終わっておりません...
因みに、中国語で「5月20日」の発音は「我爱你(愛している)」と似ていますので、近年バレンタインデーや七夕(中国式)と並び、ラブラブの日になりました。
2.2 第二時間
図7は「第二時間」の内訳です。
図7
「第二時間」に変動が大きかったのは「2.2 娯楽時間」、「2.3 交通時間」、「2.6 勉強大好」、「2.10 人間接触」と「2.11 社禽時間」、この5つの項目です。
「2.3 交通時間」と「2.11 社禽時間」は減少傾向である一方、他の3つの項目は増加傾向です。
因みに、アヒルですので、「畜」ではなく、「禽」です。
「2.11 社禽時間」の変動は波乱万丈と言っても良いでしょう。
前に述べたことと被りますけど、第19週は2日間の有給を取りましたので、仕事のネット時間(仕事を専念する時間)は極端に減りました。
第21週から仕事の量は減り、集中してやるとすぐ終わらせましたので、仕事のネット時間も減少傾向です。
博物館に行けなくなりましたので、「交通時間」は第21週から急に減りました。
増加傾向の項目を見ると、「Time Management Seminar」のスタートにより、勉強時間が増えました。
同じセミナーですけど、勉強とTAが属する時間項目は異なります。
新しいセミナーによるグループチャット(「人間接触」)時間は第22週に低い水準から回復しました。
「娯楽時間」はくぼみですね。
第19週と第22週は高かった一方、第20、21週は低かったです。
第19週に映画を観に行きました。第22週はドラマにはまり、夜中まで見ていました。
詳細は第三章に述べます。
2.3 事務時間
1.2で述べたように、五月の「事務性時間」は爆発的に増えました。
図8はこの面白さを示しています。
図8
五月の「睡眠時間」を週単位で見ますと、第22週は回復してきましたけど、全体的には減少傾向です。
「家事野郎」の線は第21週を頂点にし、ピラミッドの形になっています。
前章で述べた断捨離は第21週の平日の夜から始め、週末もほぼ2日間全部使いましたので、家事の時間がぐっと上がりました。
結果として、計画の80%が終わりました。残りの20%は第22週からこつこつ片付けることにしました。
「時間統計」は第20週以外、他の週は欠かさず記録しました。
所要時間は毎週7時間位で、大きな差はありません。
第19週は四月の時間報告書を書きました。
第21、22週は五月の時間データをこつこつPCに入力していました。
他の項目は変動が穏やかに見えます。
第三章 五月の分析
前の二章をまとめて言いますと、「中心時間」は二月でピークを迎えた後、五月は「標本解剖」の休業により大暴落です。
余った時間は「第二時間」の1%(四月に比べ)を道連れにし、「事務時間」に入りました。
この膨大な時間の量は主に断捨離の時間として使われました。
本章では、自分が今注目している時間項目を3つ選び、それらと関連したりしなかったりする他の時間項目も含め、統括的に分析しようと思います。
3.1 標本解剖:影響項目は予想外
「標本解剖」は私の人生の目標である為、毎月必ずチェックする項目です。
五月は3個体を解剖しました。
3個体とも初めて解剖する種で、ハト科2種とレンジャク科1種です(図9)。
図9. 「標本解剖」の全貌です。
第19週にカワラバトを解剖しているうちに、気管と気管筋の位置は今まで解剖してきた種と違うことが気付き、第20週に予定を変更し、ズアカアオバトを解剖することにしました。
元々ハシボソガラスを解剖する予定でした。
実は、スズメ目の鳥は他の目のない骨を持っているのではないかという仮説を立っています。
立証するには、同目別種をもっと解剖し、データを得ることと、その骨の位置を正確的に把握しないといけません。
第19週に2個体目のキレンジャクを解剖するのもこの理由です(痛い目にあった)。
ハシボソガラスはスズメ目カラス科で、サイズが大きいことから、骨の位置の観察がピッタリです。
しかし、第20週になると、博物館に入れなくなることを知らされ、迷った結果、ハトにしました。
無理にして、ハシボソガラスも解剖しようかなと考えましたけど、体力が追いつかなかったです(解剖は体力の勝負だと思う)。
それと、晒し標本の整理や、溜まっているカワウの幼鳥とクジャクの除肉作業等もありますので、カラスを割愛せざるを得ません。
なので、第19週の解剖時間は26時間52分に対し、第20週は10時間21分しかなかったです。
第21週は解剖記録を書くだけです。
以降の「標本解剖」の時間は全部ゼロになりました。
「解剖記録」では14時間3分がかかりました。
今月に解剖した3個体は全て転写済みです。今までのスペースから、種ごとに2~3.5時間は必要ですね。
解剖に関する勉強の時間を示す「知識吸収」では、鳥類のガラス衝突に興味を持ちました。
最近解剖した鳥の中に、衝突による骨折らしき創傷や内臓の充血の個体があります。解剖しているうちに、彼らの死因を突き止めたいという願望が強くなってきました。
まずは衝突から始めようと思いつつ、論文を探して、読みました。
衝突死の特徴や感想などを情報カードに転写しました。
「標本解剖」の部分は長文乱文になりました(笑)。
大事な時間なので、ちゃんと分析しないといけません。
これから、私の大事な時間と関連性のある他の時間項目を見てみましょう。
共に減少傾向を示すのは「第二時間」にある「交通時間」と「解剖序曲」(解剖の為の準備及び片付けの時間)です(図10)。
図10. 影響を受けた「交通時間」と「解剖序曲」の明細です。
「2.2 第二時間」でも述べたように、博物館が休むとともに、「交通時間」が減りました。中では、「WALK with SUBWAY」と「KIYOSHI」の減少幅が激しかったです。
土日に学校の博物館へ行く時、よくあるパターンは「歩き-地下鉄-歩き」です。また、雪が溶けた後、自転車で行きます(自転車の名前はKIYOSHI)。
休業の後、この2つの時間の急減少により、全体の「交通時間」が減りました。
もちろん、解剖できなくなるから、その為の準備や片付けの時間もゼロになりました。
「事務時間」では、繰り返して述べた断捨離を含む「整理整頓」時間の以外、「自炊万歳」(自炊すること)と「食材調達」(食料品を買うこと)も影響を受けています(図11)。
図11. 影響を受けた「事務時間」の各項目です。
週末家にいる時間が増えましたので、料理をちゃんとしたいと思っておりますので、「自炊万歳」と「食材調達」の時間はかなり増えました。
以上は関連性のある項目を羅列しました。
自分は関連性があると思い込みましたけど、実はない項目もあります。
典型的なのは「娯楽時間」です(図11)。
図11. 「娯楽」と「仕事」の関連性は低いですね。
今まで、ずっと仕事(特に中心時間にあたる部分)と娯楽は両立できないと思っていました。
五月の時間明細を見てみたら、それは間違っていると気付きました。
第19週と第20週はまだ標本の作業をやっている週、第21週と第22週は休みの週でした。
前者と後者の時間差はあまりないです。
しかも第19週の「標本解剖」は36時間52分に対し、「娯楽時間」は5時間28分もありました。
5.5 時間位のうち、半分以上は映画館で過ごしました。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の3回目です!
第20週では「解剖時間」は0時間に対し「娯楽時間」は6時間23分。
どうみても、休みの方が「娯楽時間」が少ないようですけど(笑)。
よって、「仕事」と「娯楽」は対立的な立場ではないと思います。
「事務時間」の中、「睡眠時間」と「食事時間」も同様です。
まだ作業している週の方が「睡眠時間」と「食事時間」が長かったです(図12)。
図12. 食事しながら動画等を見る場合、備考欄に何を見ていたのかを記録します。
普段なら、私が22時から22時30分の間に就寝します。
日記をめぐると、休みの中、平日は深夜まで断捨離をしていました。
それに、「Time Management Seminar」はオンラインで開催されます。
北京時間に準じ、開始時間は21時30分で、終わったら23時30分頃になりますので、布団に入る時間も遅くなります。
翌日は出勤のため、早起きしないといけません。少々寝不足でしたね。
「標本解剖」は休業中なのに、「食事時間」が減ったのは、夕食の時間が減少したと考えられます。
普段水曜日のボランティア活動が終わったら、遅くてもみんなで食べに行きます。それに、個人活動の夜は、作業でお腹空きますので、家に帰ったら、ほぼご飯を食べます。どちらも20時以降の食事、健康的ではありませんので、真似しないでください(笑)。
作業がなければ、お腹もあまりすかないです。
家に帰ったら、夕食を抜くか、簡単にスープかヨーグルトを飲むかにしますので、夕食の時間が短縮しました。
臨時休業の土日は家でご飯を作り、ゆっくり食べれると思っていました。
ところが、データを見てみますと、料理の時間はばかり増えましたけど、食べる時間はあまり変わりません。
3.2 占生態位:新しい「ニッチ」と関連項目
五月の「標本解剖」時間は大暴落とはいえ、「中心時間」はゼロになっていないです。
それをある程度維持しているのは「占生態位」のおかげです(図13)。
図13. いつか誰かの役に立つことができるなんで素晴らしいことですね
「占生態位」の一つはTAのことです(「アヒル先輩」)。
TAの仕事は時間がかかります。グループチャットで役に立つ情報を整理するのは一つの仕事です。
情報整理だけ、6時間19分もかかりました!それほど長くはなさそうに見えますけど、断続的に整理していましたので、だいぶ時間をかけたなという錯覚があります。
TAの時間と関わる時間項目は「一般読書」(通勤時間以外の時間帯で読書すること)、「セミナール」(「Knowledge Management Seminar」や「Time Management Seminar」等の勉強)と「グループ交流」(グループチャットのこと)です。
3つとも増加幅が大きかったです(図14)。
図14. 「一般読書」、「セミナール」と「グループ交流」の利用明細です。片思いの相手の名前は消します!(笑)
「一般読書」のうち、『不思議な人生』の感想文は「Time Management Seminar」の宿題なので、読まなければなりません(実はこの本がないと、このセミナーはもちろん、本報告書もない)。
59分で、第八章までしか読んでいませんでしたけど、感想文は書けます。
「セミナール」には9時間56分をかけました。宿題より日誌の方が時間かかりますね。
「グループ交流」は1.2で述べたように、「Knowledge Management Seminar」が終わるとともに時間が減り、第20、21週は0時間です。
「Time Management Seminar」が始まることともに時間が回復してきました。
メンバーからの質問を回答したり、他のTAと情報交換したりして、第22週は2時間22分もかかりました!
3.3 社禽時間:嫌いでも目が背けない
3つ目の注目項目は「社禽時間」です。
労働はクソです(七海さんの顔が急に浮かび上がってきた)!
ところで、自分の成長に何も役に立たないこの仕事に対し、最近少し考えが変えてきました。
なぜかというと、この仕事は案外私のRoutineを管理してくれると気付きました。
平日、いやいやしながら早起きし、朝ごはんを作ったり食べたりして、定時出勤、定時退社、早く寝ることができます。
残業はしません。
与えられた仕事だけ責任を持ってささっと終わらせます。
私の上司はちゃんと仕事を終わらせば、他のことやってもいいと許可してくれました。
今やっと気付きました。このような上司は素晴らしいです!
週40時間の労働時間で計算してみますと、第20、21週は仕事のネット時間が50%が超えましたけど、他の2週間は「理想労働時間」の半分以下です。
第19週は「2.2 第二時間」で述べたように、3日間しか出勤していませんでした。さらに、この週は仕事の量は殆どゼロなので、実際働いていた時間は3時間20分です(図15)。
図15. 「社禽時間」の明細です。「無料」は中国語で「无聊(つまらない)」との発音が似ていますので、ダジャレですかね。
10か月間の時間データから、やはり週40時間全部仕事に使うわけではないです。むしろ無理だと思いますけど、できる人を尊敬します。
なので、与えられた仕事に全集中し、片付けます。
残りの時間は論文を読んだり、ぼーっとしたりして、自分が好きなことをやればいいと思います。
毎週仕事の量がどれぐらいあるか事前に分かれば、計画を立て、メリハリを付けます。
「社禽時間」は全仕事時間の50%前後で、残りは自由時間にしましょう。
第四章 六月の計画
以上、アヒルの二〇二一年五月の時間報告です。
六月の週間予算は以下です(図16)。
図16
しかし!六月はもう半分以上過ぎましたね。
今月分のカード請求金額の案内のメールも既に届きましたし……
なので、計画より、残りの半月間、何をやりたいかを羅列してみましょう。
水星逆行は6月23日までですので、その日までは新しいことを控えめにします。
23日までは今までやっていたことを片付けたり、整理したりすることにぴったりだと思います。
1.断捨離を終わらせます。残りは要らない雑誌を処分すること。
2.シロエリオオハムの骨格標本を組み立てること。この子の標本が終われば、博物館へ行けるようになる時が来るのでしょう。
3.情報カードに書いてある解剖記録を電子化にすること。
23日以降は新たなプロジェクトを始めたいと思います。
1.自由研究で、雲について探ってみたいです。
2.ドイツ語の勉強を始めます。
3.Switchもそろそろ着きますので、家でリングフィットアドベンチャーはいよいよスタートです!(わくわく!)
終わりに
中国語バージョンは6620文字で、驚きました。
日本語バージョンにしたら、まさかの9468文字、びっくりドンキーです!
最後まで付き合って頂き、ありがとうございます。
コロナの早く収束することを祈っております。
そろそろ六月の時間報告書を作らないと...
-------------------- THE END---------------------
中国語原稿:2021年6月12日
所要時間:9時間55分
日本語翻訳:2021年6月19日
所要時間:6時間50分
修正時間:5時間24分
見出しイラスト:4時間4分