見出し画像

MetaMoJiで出欠黒板を書こう

MetaMoJiの良い所は自由度が高い所です。他の学校はすでに電子化されているかもしれませんが本校ではまだ手書きで各クラスの出欠黒板を記入しています。一般的な出欠黒板はこんな感じでしょうか?

画像1

それを学年主任になって4月からMetaMoJi上に朝のSHRに行った担任•副担任に記入してもらうようにしました。※書かれている内容はデモのため、実際の教師名•生徒名ではありません。

画像2

まだ他学年が手書きで出欠黒板を書いている関係もあり、MetaMoJi上に書かれた出欠を僕が転記するという煩わしい作業がありますがやってみて良かった点が3つあります。


①未記入のクラスがわかりやすい


今までは主任•副担任が未記入のクラスがないかわざわざ実際の出欠黒板まで行き、書いてないクラスがあれば担任へ声掛けをしていました。担任がいないと探して声を掛けるなど、これが意外と手間がかかる作業なんです。それがMetaMoJi上にまとめられているので一目で未記入のクラスを確認でき、担任に声を掛けることができるようになりました。


②点呼時にいない生徒の遅刻•欠席連絡があったことをリアルタイムで伝えることができる


画像3

例えば上図のように朝のSHRで登校していない生徒が遅刻してきた場合、職員室で入室許可をした時間を書き込んでリアルタイムに教室の担任に伝えることができます。逆に担任から「〇〇から欠席連絡ありますか?」などの質問を書き込んでもらい、欠席連絡の有無を伝えてあげることができます。考査や入試の監督で何かトラブルがあった時、これらの仕組みを確立しておくととても便利だと感じています。


③アーカイブし、過去の出欠状況がわかる


画像4

出席簿への記入漏れなどがあった場合、過去のMetaMoJi出欠黒板を見ることで出席状況を確認することができます。本校では定期考査ごとに出欠(遅刻•早退•欠課など)を教務システムに入力しているためアーカイブしてあることで簡単にそれらを確認することができ、とても便利です。


これはほんの一例で他校に比べるとまだまだアナログとデジタルの併用をしている様子がわかると思います。このMetaMoJi出欠黒板はまさにそれで、「パソコン操作が苦手な教師も今までと同じ感覚で出欠黒板を記入することができる」という点はとても大切だと考えています。ICT機器の操作に長けている教師だけが活用するのではなくそのデジタルデバイド(情報格差)を考えた上で活用していくことを今後も考えていきたいと思います。

学校ICT化のために有意義に使わせていただきます😁