昨年の今頃。コロナ禍の3年生。
新聞の投稿を20回近くしています。過去には初任研の資料で使われていて他の先生から「初任研に行ったら投稿記事が使われてたよ」という声を聞いたこともあります笑
コロナ感染が増え始め、なかなか大変ですが一年前、どうしていたかを考えた時に新聞に投稿し掲載していただいた文章が出てきました。
私は3年生の担任として新学期、念入りに掃除した教室に集まった生徒たちに挨拶をした。自己紹介と「これからの話」を含め、わずか1時間足らずのホームルームだった。下校していく教え子と次に会うのは二週間後の登校日。その状況が緊急事態宣言終了までの2ヶ月間続いた。6月に入り徐々に通常の学校生活に戻る中、部活動の県大会や校内の行事の中止が相次いだ。球技大会の中止や茶碗の絵付けの延期、体育・文化祭も縮小して実施する話が進んでいた。生徒からは「なんで私たちだけ・・・」という声が聞こえ、とても胸が苦しかった。しかし、今だからこそできたこともある。受験に向けて志望理由書の書き方や面接練習、一人一人の進路相談を行うことは今まで以上に時間をかけることができた思う。これは行事が無くなりその結果、クラスでのホームルームが増えたおかげだと思う。今、生徒たちは前向きに学校生活を送ってくれている。
朝、目覚めると庭にキキョウが咲いていた。そんな幸せに感謝しながら今日も39人が待つ教室へ足早に向かった。
これからもし緊急事態宣言が出たとしても同じような事態になってはいけないはずです。今から色々と考え、、最低でもリモート授業はできるよう準備してたいです。
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