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#81無意識という肩凝りを治療せよ
こんにちは、アークです。最近、一つ悩んでることがあります。それはダラダラとSNSやYouTubeを見てしまうことです。
良くも悪くも近頃はスマホを開けば手軽に満足感を得られるようになりました。結果として一時的な快楽を貪り、貴重な人生の時間を浪費してしまう。これは現代における社会問題としても取り上げられています。
近年、『スマホ依存』や、『デジタルデトックス』など危機感を抱かせる言葉も耳にしますよね。
冒頭で軽く触れましたが、まさしく今、私にはスマホ依存という悩みがあります。
というのも、私はブログを毎日書くことを目標としています。しかしながら、SNSやYouTubeというタイムキラーがあることで、大切な時間を失い、執筆活動を思うように進められないのです。
皆さんも「やりたいことがあるのに、気づくと無意識に時間を浪費していた」というような経験がありませんか?それはとても深刻な問題かもしれません。やるべきことをやらずに、望む未来を実現することはできるでしょうか?
これは直そうと思わなければ一生直りません。意識的に直していかねばならないのです。
とはいえ、いきなり「スマホを見るな」と言われても、根性論ではどうすることもできません。そしてタイムキラーの要因はスマホ依存だけではありません。スマホをやめても、その他の娯楽(漫画やゲーム等)がタイムキラーになったら無意味ですよね。
そこで今回はこのような問題を根本的に解決するためのアプローチをご紹介します。
明確にしておきますが、このアプローチはスマホをタイマー式の金庫にしまうことや、特定のアプリにロックをかけるといった表面的な問題への対処ではありません。それらは湿布のような物で、即効性はあっても根本的な治療には向きません。
では何をどう治療すればいいのか。そもそもの問題の根本を考えましょう。それは”無意識”によって時間が奪われていることです。無意識になるから、時間が奪われるのです。ここにはとてもシンプルな解決策があります。それは”無意識”にならないことです。無意識という根本的な問題さえ治療すれば、もう湿布を貼る必要はありません。
では現実的に無意識は直るのか。結論から述べると可能です。ただし、特効薬はありません。というのも肩凝りが酷ければ湿布を貼って痛みを和らげることはできます。それは即効性があるものの、一時的で表面的な対処にしかなりません。
無意識という肩凝りを治すには、習慣的なアプローチが必要です。例えば肩凝りを直すには、姿勢の改善や継続的なストレッチなどが効果的とされています。これと同様、無意識を治療するには、そもそもの習慣や行動様式を抜本的に改善していかなければいけません。もう一度言いますが、特効薬は存在しないのです。
とはいえ、適切な治療に専念することで無意識という凝りはほぐれていきます。それはスマホ依存という症状だけでなく、無意識が引き起こす全ての問題を解消することに繋がります。
前置きが長くなりました。それでは実際にどうすれば無意識を取り除くことができるかを説明します。それは自覚を鍛えることです。自覚とは自分を客観的に見つめる能力を意味します。そしてこれは、本来人間に備わっており、筋肉のようにトレーニングによって培われる物だと考えてください。
自覚が十分に発達して機能を取り戻すと、自分の思考・感情・行動・状況を常々感じ取れるようになってきます。こうなれば無意識にスマホを手に取ってゲームをしたり、YouTubeを見たりする機会は減ります。無意識とは自覚という筋肉が不足していたり、凝り固まることで引き起こされているのです。
筋肉が健康的に発達すると、階段の登り降りが楽になったり、体力が付いて疲れを感じにくくなりますよね。それと同じく自覚を鍛えれば、客観的に状況を見つめることや、意識的な思考をすることが自然と出来るようになります。
一方で、筋肉が発達していなければ運動パフォーマンスが落ちます。自覚の能力が未熟であれば、意識的な思考力もそれだけ低い状態だということです。
最後に、具体的に自覚をトレーニングする方法を伝えます。これには様々ありますが、瞑想やメタ認知、客観視といった方法が効果的です。ただし重要なのはこれらの細かいやり方ではありません。
肩凝りの治療や筋トレにおいても様々なやり方があるように、自覚の能力を高める方法についても多岐に渡ります。大切なのは日常や習慣の中でどれだけ気を配ることが出来るかなのです。
例えばご老人が筋力を衰えさせないために、エスカレーターを使わずに階段を使うというのを耳にすることがあります。同様に空き時間にスマホを見るのではなく、本を読むことやブログを書くという工夫を取り入れることができます。
こういった日々の積み重ねが自覚という筋肉を衰えさせないための重要なプロセスです。肩凝りに対して湿布を貼ったり、マッサージを取り入れることは悪いことではありません。しかしながら、無意識という肩凝りは根本的に治療しなければ、健康的な人生を送ることはできません。
人生という貴重な時間を効果的に生きるにおいて、その場凌ぎの荒療治では限界があります。日々の生活から意識的であることを心がけ、習慣を改善していくことが、無意識という肩凝りをほぐすための正しい治療法なのです。
本日は以上❣️