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他社と差をつける!パートナー(代理店)へ贈るノベルティの選び方と活用法

皆さんこんばんは。
パートナーセールスの葛西です。

パートナーセールスの皆様の中でも、パートナー(代理店)の営業担当の皆様などへ自社商材のノベルティをお配りすることが多いのではないでしょうか?

本日はこれまで書いたパートナーセールスnoteと比較すると少し変わり種のテーマとなりますが、パートナー(代理店)へ贈るノベルティの選定やどのようにノベルティを活用するかについて書かせていただきます。


ノベルティはパートナーセールスをサポートするツール

パートナーに自社商材の認知度を高めてもらうための有効なツールが「ノベルティ」です。

私の経験上、特にパートナー側の営業組織に若手が多い場合はノベルティの効果は絶大です(もちろんお渡しする物にもよりますが)。

パートナーの営業現場ではさまざまな商材やサービスが日々提案されている中で、他社と差別化を図り自社を選んでいただく・思い出してもらうためには「パートナーの社内認知度の向上」が欠かせません。

ノベルティは自社商材の社内認知度を高める役割を果たし、日常的に使用されることで自社商材を常に意識させる効果があります。

さらに、ノベルティはパートナーの営業マンとの会話のきっかけを作ったり、関係性を深める道具としての活用も期待できます。

他社との差別化と喜ばれるノベルティの選び方

現在、多くのベンダー(メーカー)がパートナー(代理店)への認知度を高めるために、さまざまなノベルティを配布しているかと思います。

私が現職でトップパートナー先に常駐する際にもベンダー側が制作したボールペンや付箋、ペン立てなど日常的に使うものから、稀に栄養ドリンクが置いてあるなんてこともありました。

さらに、某ベンダー(メーカー)さんでは、半期の成績優秀者を旅行にお連れしたり、ダイソンの掃除機やバルミューダのトースターなどの高級電化製品をプレゼントするような、ノベルティの猛者みたいなベンダーもいたりします。

パートナービジネスは各ベンダー同士の認知度の取り合い合戦であるため、お渡しするノベルティにおいても他社と差別化できるノベルティを企画・制作して提供することが重要になってきます。

他社と同じようなノベルティではパートナーの目に留まらず、効果を発揮しにくくなります。

差別化のポイントは、パートナーに「これは他のベンダーとは違う」と思わせること。

もちろん旅行や高級家電などをプレゼントしてROIが見合うようであれば、それはやった方がいい。

ただ、たいていのベンダーはノベルティ(もしくは褒賞品)にそこまでの投資ができないベンダーが多いかと思います。

そのような一定の制約がある中でのパートナーにお渡しするノベルティを選ぶ際のポイントは、「自分では買わない、けどあったら便利・あったら嬉しいもの」を選ぶことであると私は考えています。

それではここから、過去に私が企画して制作してもらったノベルティ例について書かせていただきます。

制作したノベルティ事例

前提、これまで制作したノベルティは「自分では買わない、けどあったら便利・あったら嬉しいもの」を選ぶことに加えて、

  • パートナーの営業現場の皆さんへのヒアリング

  • こんなグッズあったらどうか?という意見交換

  • 競合ベンダー(メーカー)が制作しているノベルティ、過去制作していたノベルティの確認

を実施した上で制作しております。

これまで制作したノベルティのうち、パートナー様ウケの良かったノベルティを挙げさせていただきます。
※モザイク箇所にはサービスロゴが入ってます

①AC対応モバイルバッテリー

パートナーの営業マンの皆さんが訪問での商談も多く、終日出ているなんてことも多かったため、途中でPC充電・スマホ充電ができるようにという狙いで制作。

少し重たいのはネックとなったが、普段自分では買わないですし訪問中にPCの充電切れて電源のあるカフェへ駆け込むというのはよくあるシチュエーションであるため、非常に重宝されました。

②電子メモパッド

パートナー先で常駐しているとテレアポでのヒアリングを紙に書いている営業マンが多かったため制作。

紙にヒアリングメモをしていた営業マンのメモが、この電子メモパッドに置き換わりました。

③スマホリング

パートナーさんの社用携帯のスマホカバーにリングが付いておらず、お客様にメール等返信しながら歩きスマホしてると絶対に落とすなーと考え、制作。

自分では社用携帯のためにわざわざスマホリングを買わないですが、常に使う社用携帯に使えるツールであるため非常に喜ばれました。

④サーモス

これはサービス名とサーモスの語呂合わせが良いことから制作。

語呂合わせの良さから非常にウケが良かったノベルティです。

⑤ハンディーファン

この夏、記録的な猛暑であったこともあり、訪問商談も多いパートナー企業の営業マンからのウケが1番良かったノベルティでした。

⑥サウナハット

トップパートナー企業の若手営業マンにサウナーが多かったことから制作。

新ノベルティとしてサウナハットを発表した際には、パートナーの営業の皆さんが湧きました(笑)


このように「自分では買わない、けどあったら便利・あったら嬉しいもの」、独自性があり、実用的かつ遊び心もあるノベルティが特に若い営業が多いパートナー先では効果的です。

実際にノベルティを受け取ったパートナーの営業マンからは「使い勝手がいい」「他社にはないノベルティで嬉しい」といった好意的な反応が寄せられ、結果的に自社商材の認知度と好感度の向上につながりました。

ノベルティを活用した営業マンの巻き込み術

ノベルティをただ配布するだけでは、なかなか認知度のアップにはつながりません。

ノベルティをうまく活用して、いかにパートナー先の現場営業マンを巻き込むかが重要です。

そのため、上述のようなパートナーの営業マンに欲しいと思ってもらえるような「ちょっといい物」を用意して、ゲーム性を持たせることで営業マンのモチベーションを高めたり、そもそも楽しんで営業活動をしてもらえるような環境を作り出していくことが大事です。

例えば、

  • ●商談設定したら、電子メモパッドをプレゼント

  • ●件受注したら、AC対応モバイルバッテリーをプレゼント

  • (事前に1商談で●ポイント、1受注で●ポイントというような設計をした上で)●ポイント集めたら好きなノベルティと交換できる

といった形で一定の条件を設定することで、営業活動に楽しさと競争心を加えることができます。

このような仕組みは、パートナーの営業組織内での盛り上がりを生み、営業マンの積極性を引き出すきっかけにもなります。

このように、ノベルティは戦略的に活用することで、パートナー先の営業現場に大きな効果をもたらします。

まとめ

パートナー(代理店)へのノベルティは、自社商材の認知度を高め、パートナーとの関係を強化するための重要なツールです。

特に若手が多い営業組織においてはノベルティの効果は顕著であり、他社と差別化するための戦略的なアイテム選びが求められます。

自分では買わないけどあったら嬉しい、実用性と独自性を兼ね備えたノベルティを提供することで、パートナーの目に留まり、継続的な商談につながる可能性が高まります。

さらに、ゲーム性を持たせて提供することで、若手営業マンのモチベーションを向上させ、商談数や受注数の増加に寄与します。

ノベルティを戦略的に活用することは、パートナービジネスにおける効果的な施策の一つです。

他社と差をつけるために、ぜひノベルティの選定と活用に工夫を凝らしてみてください。

最後に、パートナー企業様向けにまた新たな遊び心のあるノベルティを近々投下予定です!
何が投下されるのか、是非お楽しみに!(おそらく私のXに投稿すると思います)

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