インテリアが素敵すぎるオススメドラマ#3「ロマンスは別冊付録」
こんばんは。
Netflixの韓国ドラマ沼が深くて、間取りを描きおこす楽しみを知ってしまったインテリアデザイナーRです。
第2回目は「ロマンスは別冊付録」。
主人公が暮らす一軒家の間取りを描いてみました。
ストーリー
出版社の編集長であり、ベストセラー作家、その上イケメンというドラマでしか出会えないステータスの主人公。
その彼の家に転がり込む、幼い頃から親しいお姉さん的存在のもう一人の主人公の恋愛ドラマです。
間取り描いてみました
主人公の暮らす住まいは、一軒家の2階建てです。
ひとり暮らしで2ベッドルーム+LDK+書斎、という憧れずにいられない間取り!
間取り図の左側が玄関で、奥に行くほど寝室などのプライベートな空間になっています。
この家で一番素敵だなぁと思うのが、キッチンーダイニング~リビング~書斎の繋がり。
書斎のドアは折れ戸になっていて全開にすれば、右のリビングとゆるーく繋がったような空間になります。
しかもガラスがはめ込まれたデザインの折れ戸で閉めても圧迫感がありません。
ひとり暮らしなので、書斎が完全な個室である必要性が無いんでしょうね。
ブルーグレーの扉の色も素敵。
このnoteの最後の方に実際のインテリアの写真が見れるドラマの公式サイトのリンクをまとめていますので、ぜひ!
インテリアスタイルを分析してみる
LDKのインテリアは、ミッドセンチュリーモダンスタイルで作られているかな?と思いました。
スタイルとは、インテリアのコンセプトやテーマ、雰囲気のことです。
ミッドセンチュリーモダンとは?
20世紀半ばの1940~60年代に流行した家具や建築物の時代を表すデザインスタイルの事です。
簡単にポイントを挙げると・・・
戦後のアメリカをモダンにしたいという流れから生まれた
機能的な快適さとシックなスタイル
室内と室外をスムーズにつないだ空間が特徴
FRPや成型積層合板が生まれて曲線デザインが可能になった
デザイン性が高くかつシンプルな形状で大量生産が可能になる
イームズ、イサム・ノグチ、名作家具がたくさん生まれた時代
ミッドセンチュリーをPinterestでまとめてみました。
「ロマンスは別冊付録」のインテリアのポイント
赤いイスのレトロなフォルムやスタンド照明の工業的なデザイン
リビング~バルコニーがゆるく繋がっている
(室内と外をスムーズに繋ぐのがミッドセンチュリーの特徴のひとつインテリア配色
そして、あまり余白が感じられなく、家のあちこちにアート要素をアクセントとして散りばめられていて、主人のこだわりが見て取れます。
部屋別動画で実際のインテリアをぜひ。
公式サイトにドラマのクリップ集があったので、(私のつぶやきと共に)インテリアをお楽しみください。
LDK
書斎
書斎の本棚に何度もラブレターを隠して想いを伝え続ける、このシーン泣ける・・・
家にちゃんとした書斎が1室あるって良いですよねぇ・・・
寝室
次の家が見つかるまで、と2階で雑魚寝している彼女のための部屋を用意するシーン。
ただただ、羨ましいに尽きる
女性の人生に寄り添うドラマ
多くの女性が人生で通るであろう、キャリア・妻・母の視点も描かれていたり、登場人物のサイドストーリーも面白くて、「そういう事あるよね…」と何度共感したことか。
これからも私は何度も観たくなるんだろうなと思っています。
年末年始のお休みにぜひ!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
では今日はこのあたりで。
おやすみなさい。
前回のnoteは、芸大生の男女の恋愛ドラマ「わかっていても」の間取りを描いてみました。
インテリア目線でオススメドラマ#1で、まとめています。
よかったらどうぞ!