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アニメ映画「心が叫びたがってるんだ」感想、詰まりやすい心

つまらないといえば、つまらない映画かもしれません。
平坦な物語だといえばそうかもしれません。

でも、日常ってそんなもんで、劇的な変化もそうありません。

空も飛べなきゃ、瞬間移動も、相手の心を読むこともできません。

自分から行動しなければ、何も始まらず淡々と終わっていきます。

行動と言っても様々ありますが、自分の中に考え留めず何か形にすることだと思っています。

声に発したり、文章にしたり、体で表したり、様々あります。

今回は、声に発して伝えることに焦点をあてた映画でした。

心はおしゃべり

いつでも心お喋りです。

でも、心で思ったことを全て口や文字にする人は中々いません。

必ず、心が発したものを自分のフィルターに通して、声や文字として発しています。

フィルターの性能は人それぞれです。

ざるな人(めちゃ正直)、特定のものを分けたり、なんでもせきとめて中々本音が見えない人もいます。

ですが、どんなフィルターであろうと、時折掃除や交換をしないといけません。

必ず、いつしか詰まりを起こしてしまいます。

それに気づかず、気づかないふりをしても、いつしか感情が詰まって破裂を起こします。

その破裂が中々上手にできない人も世の中にはいるものです。

時折、点検や掃除をしてくれる人がいると人生楽になれると思います。

掃除ばかりやれるのではなく、自分も掃除をしっかりしてあげれる人になりたいなと思いました。

自分の心に正直になるって中々出来ることじゃないです。

思っては、心の中で消えて、また現れての繰り返しです。

それを何度も続けると、後悔や出来ている人に対する嫉妬など、負の感情で汚れてしまいます。

何度も同じ感情や思いを、ただ心の中で留めるのではなく、行動という形で流してあげないといけません。

それをできている人は、輝いて見えます。

心が綺麗ってそんな人のことを言うのでしょうか。


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