違法行為を隠蔽していた木下ふみこ都議に憤り
板橋区民として衝撃的な話題でした。先日の東京都議会議員選挙で板橋区から立候補して当選した木下富美子氏が、選挙期間中に悪質な事件を起こしていたと報じられています。私の所属する選挙区で起きたとあり、普段では感じ得ない怒りが沸き起こりました。
木下氏は選挙期間中に免許停止状態でありながら自動車を運転して人身事故を起こしたというのです。私はペーパードライバーなので免停になった経験がありませんが、免許停止状態になると免許書は警察に預けられるそうです。「うっかりしていた」なんて言い訳が通用する余地はありません。少なくとも免許不携帯は認識した上で運転しており、自らの意思で違法行為をしています。それでよく平然と区民の前で選挙戦を続けられました。
私が特に憤りを感じているのは木下氏が重要な事実を隠していた点です。それは板橋区民に嘘をつく行為に等しいと捉えています。別に過去に罪を犯した者が立候補したり、選挙中にどんな乱暴な言動をしたりしようと、それは構いません。有権者はそれを認識した上で投票先を決めるまでです。選挙公報には奇麗な言葉を並べて善人を装いながら、自身の選挙区内で悪質な行為を働いていたのを気持ち悪く感じます。
都民ファーストの会はこの報道を受けて、木下氏を除名処分にしたそうです。概ね予想通りです。正確に調べられてませんが、木下氏が3カ月以内に当選を辞退すると、次点となっていた自由民主党の候補が当選します。都民ファーストの会が安易に議席を自民党へ渡すとは考えにくいです。不祥事を起こした木下氏を除名処分にして、実質的には都民ファーストの会と連動する無所属都議として据えておくのが妥当でしょう。
繰上当選が有効な期間が過ぎたら木下氏に辞職を促して、補欠選挙と衆議院選挙が同時に行われるように仕向けます。自由民主党などの国政も担う各党は衆議院選挙で手一杯になるはずです。都民ファーストの会が別の候補者を立てれば、選挙戦を戦いやすくなります。その頃には木下氏や都民ファーストの会に対する怒りの感情は冷めているでしょう。私が思いつく程度なので、選択肢としてテーブルに乗っているのではないかと考えます。
そもそも免停になるなんて過去に何をしていたのでしょうか。東京都で違反を繰り返すような人物が都民ファーストだなんて聞いて呆れます。