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【生後1ヵ月】抱っこじゃないと寝ない!寝かしつけのコツ

今回は、生後1ヵ月の赤ちゃんの
睡眠の特徴と寝かしつけのコツ
についてのお話です。

【睡眠の特徴】
①活動時間について
②睡眠のパターン

【寝かしつけのコツ】
①活動時間を目安に寝かしつけする
②1日のリズムをつける
③背中スイッチの原因について
④抱っこじゃないと寝ない!の対策法


【睡眠の特徴】

①活動時間について
生後1ヵ月の赤ちゃんの
ご機嫌で起きていられる時間
(1度に起きていられる時間)は、
約40分~1時間です。

個人差はありますが
この時期の赤ちゃんは
起きてからだいたい40分
超えたぐらいには眠くなってしまいます。

1日の睡眠時間は
新生児の時と
ほとんど変わらず
16~18時間です。

まだまだ1日中寝ている
赤ちゃんもいるぐらい、
この時期は寝て過ごすことが多いです。

②睡眠のパターン
生後6週~8週目に
夜の睡眠が少しずつ
長くなってきます。

ですが、
日中の睡眠は
まだ確立されていないので
頑張って昼寝を長くしようとしても
難しい場合があります。

朝寝、昼寝、夕寝などの
日中の睡眠のリズムは
だいたい生後6ヵ月ぐらいに
確立されてくるので、
それまでは
赤ちゃんが眠いタイミングで
寝かせてあげるようにします。


【寝かしつけのコツ】

①活動時間を目安に寝かしつけをする
活動時間を超えてしまうと
疲れすぎてしまい、
眠いのになかなか寝つけなかったり
ギャン泣きになってしまい、
手がつけられなくなってしまう
ことがあります。

ですので、
活動時間を目安に
赤ちゃんが疲れすぎてしまう前
寝かしつけをすることが
とても大切なポイントです。

②1日のリズムをつける
睡眠リズムを確立させることは
まだまだ難しい時期ですが、
赤ちゃんは
月齢が低ければ低いほど
順応性が高いので、
今のうちから
1日のリズムを
覚えさせていくことは
すごく重要なことです。

1日のリズム
(昼と夜の区別)を
覚えてもらうことは、
ママの睡眠の確保にも
繋がりますので、
この時期から無理せずに
意識していきたいです。

生後1ヵ月になると
外出ができるようになったり
大人と一緒にお風呂に入ることが
できるようになったりします。

外出については
初めのうちは短いお散歩にし、
少しずつ慣らしていけたら良いのですが、
大人と一緒にお風呂に入ることについては
注意が必要なポイントがあります。

それは、
今まではママが一人で
ベビーバスを使って
入れていたところを、
パパが帰ってくるのを待って
お風呂に入れることによって
寝る時間が遅くなってしまうことです。

パパが帰ってくる時間にもよりますが、
寝る時間が22時や23時になってしまうなど
あまりにも遅くなる場合
無理して大人と一緒に入らずに
まだベビーバスのままで大丈夫です。

一緒にお風呂に
入ることよりも
月齢の低い時期から
リズムを覚えさせることの方が
この時期は大切です。

また、1日のリズムを
覚えさせるにあたって
「朝は起こした方が良いんですか?」
という質問をよくもらいますが、
朝は起こさなくて大丈夫です。

ママも頻回授乳で睡魔不足になり
大変な時期だと思います。
夜なかなか寝れないまま、
朝がきてしまった...
という場合などは、
無理に起こさなくて大丈夫です。

6~8時ぐらい
赤ちゃんが起きたタイミング
朝ということにし、
カーテンを開けて
「おはよう!朝だよ!」と
声を掛けてあげて下さい。

そして、15分ほど日光浴をし、
体内時計を調整します。
日光浴はわざわざ外に出なくても
家の中の太陽の光があたるお部屋に
いるだけでも十分です。

その後は
活動時間を目安に
40分~1時間ごとに
寝かしつけをするサイクルで
1日を過ごします。

まだ昼夜の区別がついていないので
お昼寝は生活音のある
明るい部屋
でします。
基本的には起こさなくて良いのですが
長時間(3.5~4時間ぐらい)
寝続けてしまうようなら
昼と夜の区別がつきにくく
なってしまうので、
一度起こしてあげて下さい。

夜は、遅くても19時ぐらいには
徐々に部屋の電気を暗くしていき
真っ暗な部屋で寝るようにします。

このような流れで
1日のリズムを
無理のないペースで
覚えさせてあげると
のちのち寝かしつけが
楽になってきます。

③背中スイッチの原因について
「背中スイッチ」とは、
抱っこしてい時は
よく寝ていたのに、
ベッドに置いたとたんに
目が覚めたり、泣き出したり、
“まるでスイッチがついているみたい”
という状態のことです。

この原因は、
寝入ったときと起きたときの
状態が変化したことで
赤ちゃんが不安になってしまうためです。

ようするに、
寝入ったときは
抱っこだったのに、
パッと目が覚めたときに
“どうして、抱っこじゃないのー!”
と赤ちゃんが気づいて
泣いてしまうということですね。

④抱っこじゃないと寝ない!の対策法
背中スイッチの対策法
にもなるのですが、
そもそもこの時期は
まだ自分で寝る力がありません。

抱っこじゃないと寝なかったり
置いたらすぐに起きてしまうことは
良くあることですので、
今はそんなに気にしなくて大丈夫です。

ただ!
今後それが普通になって
抱っこで寝るのがあたりまえ
なってしまい、
一度覚えてしまうと
“どうして、抱っこじゃないのー!”
毎回置くたびに泣いてしまう
ことになってしまいます。

そこで、
この時期から少し意識して
自分で寝る力を促してあげる
ことが対策の1つです。

やり方としては、
赤ちゃんをベッドに置いた時に
起きてしまったとしても
すぐに抱っこをせずに
「大丈夫だよ。ママいるよ。」
など声を掛けながら
体を触ってあげて下さい。

トントンや
眉間のところを触るなど
赤ちゃんの好きなことを
してあげます。

それでも泣いてしまってダメな場合は、
ここでようやく抱っこをします。

抱っこも、初めは座ったままで、
止まった状態にします。

それでも
落ち着かない場合は、
抱っこ+トントンや
ゆらゆらしながら抱っこなど、
徐々に介入の度合い
上げていくようにします。

この1ステップを入れることで
あたりまえに抱っこで
寝るんじゃないということを
覚えてもらうことが大切です。

できるだけ介入の低い段階
寝られた成功体験が1回でもあると、
赤ちゃん自身が覚えて
介入度の低い状態で
寝られるようになってきます。

習慣やクセは
早いうちの方がつきやすいです。

なるべく介入度を低くして
子どもが自分で寝る力
大人がうばわないように
気をつけましょう。

今回は、
生後1ヵ月の赤ちゃんの
睡眠についてのお話でした。
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。


















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