宗教本詰め合わせギフト
啓蒙について。
枕元に立った観音様の言葉を信じて、
温泉を掘り当てたじいさん。
水の上を歩いたり、生き返えったり。
何かもう、そういう理不尽な物語を信じ込ませてきた
某十字架聖人教徒。
何度浮気されて、騙されても、
「でもこの人じゃなきゃダメ!」な人。
宗教とは言わなくとも、
そう言った啓蒙はこの世にゴマンとある。
で、それが多種多様になる程、事実がカオスになり、
管理しきれなくなる。
逆に、宗教というものは
人間が散り散りに錯綜して国が乱れる事を
未然に防ぎ、思想を統一させて国としての結束力を高める。
そして、他国に侵略する。
平和へと人を導くチカラで、戦争まで持ってく。
武力だったり、経済支配だったり、支援だったり。
…みたいな。
「天皇=神」の宗教概念を失い、無信仰者が多くなった国民は、
自由を片手にそれぞれの道を歩み、なんとなく曖昧に、
豊かな日本人ごっこでまとまっているのかもしれない。
わからないけど…
ほいでも、外国人に比べれば、
俺は多分割と簡単に本国に固執せず、
場合によってはバッサリ棄てられる気がする。