絵本制作状況報告その2
創作絵本『はんぶんこ』の原作、もちろんあなたは読んでいただいてますよね?
ねっ? ねっ? ねっ? あれ?
ただいまこれの絵を描いています。
2枚とも、時代は今から2百万年前の、俗にいう石器時代の設定になります。
まず下の方からご紹介させてください。
この木から落下してくる気色悪い男は、年齢大体…ア、アラサー? 27、8あたり? 多分この時代の人間(ヒトザル?)は、そんなに長生きしていないでしょうから、今で言えばアラフィフあたりですね、わかりませんが。毎日何をしているかというと、腹が減ったら、目につく生き物を殺して、そいつを食べて暮らしています。獲物が見つからない時は草を食べます。その方が楽なのですが、肉の方が美味しいし腹持ちもいいので、苦労して狩りをして、肉を食べます。自給自足です(これは本編のキーワードです)。名前はありません。そんな相対的なものは、こいつに必要ありません。なぜなら彼は今まで天涯孤独、誰とも会ったことがない、ある意味絶対的な存在だったからです。
…そう、だったのです。ですが、ある日のことついに彼は出会ってしまいました。自分以外の何者かに。
彼は生まれて初めて人に会いました。それが上側の絵。後ろ姿の方です。この方は、人間の女性に見えますよね?
違います。この方は人間ではありません。この方は、…神、と呼ぶべき方です。地球生まれではありませんので、宇宙人になるのかな。そうです。天から我々人類の元へ降りてきてくださった、神と呼ぶべきお方です。
…僕はマジです。
前にも申し上げた通り、この絵本は映画『2001年宇宙の旅』をモチーフにしています(てか、後付けなんですが)。
この設定は映画をご覧になるとお分かりいただけると思います。
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