伊舎堂仁『感電しかけた話』
を、買った話。
せっかくなのでご本人からの郵送販売で。
封筒を見て「あら?イナズマ貼ってら、偶然かな?かわいい、うれしい」と思ってたら中に直筆のお手紙まで入っていて、このイナズマはしっかりわたし宛のお心遣いだったことが判明する。今年30の女が普通に叫んだ。認知されてたとはうれしはずかし。わたしがRTしすぎたばかりに。
この黄色のイナズマをわたしのためにチョキチョキ切ってくれたのかと思うと胸がキュンとする。もう好きじゃん。
「ぼくたちを徴兵しても意味ないよ豆乳鍋とか食べてるからね」の短歌でいしゃどうさんを知り、Twitterを見てはふふっと笑わせていただいている。わたしがRTしすぎなんじゃない、世の中が反応しなさすぎなんだ。
これとかちょう好きなのになんで伸びないんだろう。
さて、歌集というものを初めて買ったので、楽しみきれるかな、という思いもあったものの、読んでみたらちゃんと楽しかった。気に入った作家の本はやっぱり買ってみるものだ。でもあらすじとかがあるわけじゃないからめちゃめちゃ感想書きにくいな。短歌を売っているのだから気に入った歌をこんなところに羅列するわけにもいかず。あと思ったよりちゃんと感電しかけていて「ヒッ」ってなった。
とにかくゆるさと悲哀と人間味が心地よい本でした。積ん読だらけのわたしが一気に読んじゃうくらいには素敵な本。言葉遣いが平易で生々しくて好き。
そういえば装画がポテ光さんだな。
普段の作風からは想像もつかない。
で、この勢いのままトントングラムも楽天でポチった。おれはもう本を積まないりなちゃんになるんだ。
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