旅とふるさと納税

日本のお刺身はやっぱり美味しい。全国各地で食べるその土地ならではのお魚がとっても好き。そんな想いが加速したのは、高知で鰹のたたきを食べてからだ。もしかすると、鰹を食べたのが初めてだったかもしれないくらい私にとっては馴染みのないお魚だったがすっかり虜になった。

それから、毎年ふるさと納税で鰹を頼むようになった。高知で美味しい鰹に出会えたので感謝の意も込めて、高知の自治体から選ぶようにしている。

冷凍で小分けになって届く1kg〜2kgの鰹はたくさんの薬味と一緒に食べるのはもちろん、土佐巻きをつくってみたり、レアカツにしたり、なめろうをつくったりと毎年鰹料理のレパートリーも増え続けている。なめろうは玉葱を刻んでちょっとだけかさ増し気味につくり、少しだけ残しておいて最後に出汁をかけてお茶漬けなするのがとってもすきだ。

また、近いうちに高知で鰹料理をたくさん食べたい。ちなみに、カバー写真は岡山の居酒屋で食べた鰆の炙りだ。岡山市内では、鰆のたたきがよく食べられるそうで鰆のお刺身も定番だそう。ポン酢で食べる鰆のたたきを食べよう！と思っていたが、メニューを見て炙りも珍しいなぁと思わず炙りを頼んでしまった。とっても厚切りで美味しかったが、次はたたきを食べたい。

そして、昨年からはじめたふるさと納税の選び方をもうひとつ。次の旅先に考えている都道府県から返礼品を選ぶこと。

昨年は、ずっと行きたかった山形県酒田市をチョイス。美酒美食のまち酒田は、返礼品を選ぶだけでもわくわくした。悩んだ末に、平田牧場のセットを頼んだ。生ハムコッパが信じられないほどに美味しかった。その後、酒田と鶴岡へ旅に出た。日本酒や美味しいお寿司、地産地消のお野菜、地元のお米などたくさんの美味しいお酒とご飯を堪能した。山形駅には大きな平田牧場のお店があり、帰りにご飯わ食べた。(実は東京にもお店はある。)

47都道府県を訪れてもなお、日本各地の知らない文化や名産品など山ほどある。こうしてふるさと納税でちょっとだけ行きたい場所の知識をつけて、実際に旅をしてより深くその土地を知る。これからも旅とふるさと納税を通じて、たくさんの日本の美味しさや素晴らしさに触れていきたい。