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仕事を生きがいにすることの危うさ

人生をかけて達成したい夢を見つけ、一心不乱に邁進する。その結果世間からも評価され、「夢」の達成へと少しずつ近づいていくことができる。

大半の人はこうした生き方に憧れ、まずは人生をかけられるような夢を探して、転職したり起業したり新たな技能を身につけたりする。憧れなどなくとも、就活ではもちろん社会人になった後もことあるごとに「夢」や「成し遂げたいこと」を求められる。しかし大抵の場合は大仰な夢など見つからないか、見つかったフリをするしかない。時には自分自身すら騙してしまうことがある。

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