ユートピアは永遠に訪れない
私はなんでも極論から考える癖がある。あるひとつのテーマに対して「Aを突き詰めるとどうなるか」をイメージする。そして「その真逆であるBを突き詰めるとどうなるか」を考える。もちろん二者択一ではなく選択肢が複数存在する場合もあるのだけど、なんにせよ選択肢を突き詰めた先の世界を想像した上で、どこに「中庸」があるかを測るという思考の仕方をしている。
言い換えれば、極論によって可能性の「行き止まり」を把握し、思考の範囲に枠を与える。そうすることで全体のバランスを考えやすくなる。
そし