2018年7月の記事一覧
物語はいつも、雨の日にはじまる
昔から、大切な日にはいつも雨が降る。
運動会も卒業式も、遊園地に行く日も旅行の日も、そして出会いの日も別れの日も。
"雨女"なんていうのは迷信で、たまたま雨が降った日の印象が強く残っていると雨が降った日ばかりを思い出すというただそれだけのことだとわかってはいても、私にとって雨は特別なものだと思う。
雨という小道具は、明るく照りつける太陽よりも密やかにまろやかに、物語のきっかけをつくる力がある
「不倫」についてのいち考察
普段、直接的な恋愛ネタはあまり書かないのですが、たまにはこういうのもよかろうと思い、つらつらと書いてみます。
きっかけは林さんのこちらのnote。
相談ネタのコラムで読むのは林さんとスイスイさんくらいなのですが、林さんのコラムは語り口が柔らかいからか、ズバッと真理をついていてもあまり痛みを感じないので気負わず読める安心感がありますよね。
この不倫のコラムも、今まさに不倫真っ只中の人が読んだら
あらゆることを肯定して生きるということ
私は、自分が好きなものを全力で『好き』と言ってまわるのが好きだ。
いいものがもっと多くの人に見つかってほしいし、同じものが好きな人と『いいよね』『最高だよね』と言いたい。
でも昔からそうだったわけではなくて、思春期はもっとひねくれていて自意識も過剰だったので、何かを否定する方が自分が優位に立てると無意識に感じていたような気がする。
他者を否定することで、自己を肯定する。
これは麻薬のような
男女の友情が引き裂かれるとき
今日も今日とて、また『半分、青い。』の話である。
朝ドラと大河は話数が多い分ハードル高く感じるけれど、一度見はじめるとその人間模様から学ぶことが多いと改めて思うここ最近。
それはさておき、先日見た回で幼馴染の2人が大人になって、『これまで通りにはいかないんだよ』と離れるシーンがあった。
何かあったらいつも連絡をとり、頼り、支え合ってきた2人だったけれど、そんな関係はたしかにそれぞれの恋人から